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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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イマ時のケイタイ

これまた一週間ぐらい前の話。

携帯が壊れてしまったので、ショップに行って新しいのと機種交換をしてきた。
よくある話で、修理より新品を買った方が安く上がるというやつだ。
前の携帯を買ってから2年以上たつせいか、新しい機種は驚くばかりに機能が充実していた。
カメラはデジカメ並の性能をもっているし、テレビやFMラジオの視聴もできる。
ご丁寧にイヤホンのセットまで付属品としてついてきた。
さっそくラジオをNHKFMに合わせたら、アルペジョーネソナタがやっていてご機嫌に。
このときはチェロによる演奏。
なんかクセがあるというか、雰囲気がある演奏だと思っていたら、
ロストロポーヴィッチのチェロにベンジャミン・ブリテンのピアノ伴奏という超豪華版だった。
この番組は翌日の(土日がはさまる場合は月曜日の)午前中に再放送するので、ぜひエアチェックしようと思った。

そして月曜日の朝。骨折治療中の娘を学校まで送るため、車にのせたら、カーラジオから再びアルペジョーネソナタが。
しまった! 録音するのを忘れていた!
しょせんあたしゃビオラ弾きさっ。(涙)
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モーツァルトがいっぱい

来年の定期演奏会で弾く曲が決まったので、それらの曲が入ったCDを某熱帯雨林で注文した。届いた箱を開けてみれば、モーツァルトだらけ。

大ミサ曲に、序曲集、そしてピアノコンチェルト。

演奏会のプログラムはこんなかんじ。

モーツァルト 序曲「コシ・ファン・トゥッテ」
         モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」
         ピアノ協奏曲 第27番
シベリウス 交響曲第2番

モーツァルトの3曲を集めようとすると、どうしてもCD3枚を買わなくてはいけない。どうせならカップリングの美味しそうなものをと考えた。(モテットは大ミサ曲の後ろにくっついていたし、Pコンは25番とのカップリング)

3枚のなかで一番気に入ったのはピアノコンチェルト。→
内田光子のピアノが心に染み入る。モーツァルトがヒーリングにも効くのだと初めて納得した。

あ、でも今聞いているモテットもいいなあ。ソプラノ歌手(マリア・シュターダー)の声がすてき。

とにかく弾いてはみたものの

昨日、約二ヶ月ぶりにオケの練習に出た。
本番指揮者が来るのだから外すわけにはいかない。
しかし、これが今年に入ってやっと3度目の練習とは。(T_T)

売られた花嫁とメンデルスゾーンのVnコンチェルトは、全体をさらっと流す程度にとどまったので、あまりボロが出ずにすんだ……と思う。
大きな声では言えないけれど、Vnコンチェルトは私にとって実質的な譜読みだった。
それでもどうにかついてゆけたのは、10年前に弾いたことがあるから。ああ助かった。
花嫁の方も決して弾けたわけではないけど、曲の軽さを楽しむ程度の余裕はあったかも。

弾けないくせに管楽器と弦楽器のかみ合わせが悪いところは聞こえて「お?」となることがしばしばあった。
座っていた場所がちょうど、木管群のすぐ前なので、弦と管がずれるとすぐわかるし、間に立ってリズムを刻むびおらはつらい。
特に、コンチェルトで独奏バイオリンと木管が合わないのはどうかと。

田園は4・5楽章。嵐と嵐が去った後の祈りの部分。
嵐はテンポが少々早いけれど、問題はそれではなく♭4つという調性。とっさに譜面が読めない。
また、開放弦がほとんど使えないので小指を酷使しなくてはならず、それが嫌ならポジション移動がひどく増えるのが悩みの種。
あとはほとんど刻んでばかりなので、他の楽器に比べたら申し訳ないぐらい楽なのだけど。
スコアを見ると、コントラバスなんて、無理難題を突きつけられた一休さんより酷い目にあわされている。

次に合奏に出るときはもう少し楽しめるように、真面目に練習しておこう。

やっぱり良かったフォーレ

ほぼ衝動買いといっていいフォーレのピアノ五重奏曲は大当たり。
気に入ったので、左下のライフログに追加。
詳しいデータはそちらをぽちっとクリックすれば出てきます。

かの有名なシシリエンヌを含む組曲「ペリアスとメリザンド」を聞いたとき、深い森の中にいるような雰囲気に圧倒されたけれど、その一番の理由はゆったりしたリズムと独特の和音。
例えばベートーベンみたいな、きちんと響く五度とか三度とかの和音は少なく、むしろ不協和音に近い響きが多用されていて、しかもそれが非常に美しく感じられるようになっている。

今回手に入れたピアノ五重奏曲の一番と二番はさらに作りが込み入っていて、私如きには読み解けないのは承知の上で、感想のみを書かせてもらうなら、和音と音の構成、つまり各楽器がどのように音を絡ませていくか、そのつくりが面白くてたまらず、見事にはまった。

音の流れや和音は近現代的なのに、(実際に一番が完成したのは1905年、二番は1921年)ものすごくしっくり自分の感性に馴染む。

ベートーベンがレンガを使って堅固な城壁を作るとするなら、フォーレはイレギュラーな形のパーツをくみ上げて全体的には非常に均整の採れた塔を作り上げてしまう、そんなイメージがする。
それに何度聞いても飽きない不思議。

つい、ぽちっとな

フォーレのピアノ五重奏曲の二番を衝動買いしました。
ジャケ買いではありません。
フォーレの名曲集に↑の第一楽章が入っていたのです。
もともとはシシリエンヌ目当てで買ったCDでしたが、今朝聞いていて、いきなり取り憑かれました。
曲の響きが近代的というより、現代に片足突っ込んでいるところがいいのです。
もやもやとしているようで、実は地に足がついている音がたまりません。

気に入って、すぐにその曲のCDが買えるのだから、ネットはこわいです。

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