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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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ダンスでへろへろ(こんなのは一回きりにしてほしい)

卒園シーズンを迎え、息子が通う幼稚園で、謝恩会の説明会があった。
今年のメーンイベントは何と! 母全員によるダンス。
チョコラテというダンスミュージックに乗って、踊ります。
(ちなみにこんなCDに入ってます→

説明の後、運営スタッフの「15分で踊れるようになります」という口上のもと、ダンスの練習が始まった。確かに基本の動きは15分で覚えたけど、全曲通しての動きを覚えようとなれば、そんなんではすまない。
隊列組んで動かなきゃいけないところもあるし。
ダンスゆえ、体で覚えるのが一番、と何度も何度もテープに合わせて繰り返し踊る、踊る。
なかなかいい運動になる。ポピラのハードレベルに比べたら全然だけど、まわりを見たら、息が上がっている人もいた。
指導の仕方も良かったのか、一時間半のち、その場にいたお母さん達はほとんどマスターしてしまった。やればできるじゃん。

この曲、ノリがいいテンポなので「速い~」と悲鳴を上げる人がちらほら。
でもね、本当に「速い」というのは、たとえば某花嫁とか、シベリウスの某2番の3楽章とか、そんなのを言うのよ。ふふふふ。
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バッハの場合

少しベートーベンを離れて、バッハのことなど。

といっても、バッハには全然詳しくない。 猫も杓子も知っている「G線上のアリア」とか「トッカータとフーガ」とかプランデンブルグ協奏曲ぐらいならわかる、その程度。
あ、もう一つ。無伴奏チェロ組曲。これはビオラ版の楽譜を持っていて、気が向くと一番のプレリュードやメヌエット、ジーグなどをさらうことがある。
もちろんへっぽこなので、とても他人様には聞かせられない。自己満足にも至っていないレベルだ。

それでもロマン派の作曲家と比べると、大きな違いがあることに気がつく。
バッハは弾き手にとって楽しい曲を書き、それ以降の作曲家は聴き手にどう受け容れられるかを意識した曲を作っているということ。
弾き手のための、という意味ではバッハ以前の曲(主としてバロック)はほとんどがそうではないかと思われる。というのも、当時は作曲者と演奏者が同一であるか、非常に近い立場だったからだ。つまり、ある楽器の名手がいて、新しい曲が弾きたければ自分で書いてしまうか、知り合いに頼むかという、そんな世界。

なので、何気なくバロックの曲を聴いていると、案外退屈してしまうが、(たとえ、そんな腕前がないにしても)自分がそれを演奏することを前提に聴くと、ものすごく面白くなる。
逆に近現代の曲は聴くととても面白いのに、演奏すると難しいばかりでつまらない……という事態が時おり発生する。(びおらは特にそうだ。ワーグナーにはいろいろ泣かされ……ごほごほ)

話がずれてしまった。
バッハの曲を弾いていて何を感じるか、というのが言いたかったのだ。
無伴奏チェロ組曲を弾いていると、フレーズの取り方が自由奔放なのに驚く。○拍子とか、強拍・弱拍という枠から外れて、自由にフレーズが展開する。例えは悪いが、気分良く鼻歌を歌っているようなノリなのだ。もちろん旋律はあくまでも格調高く。
作曲者の心の動きがそのままフレーズとして現れているのだと思う。
そのフレーズからにじみ出てくるのは、音のひびきの向こうに、神の世界を見ようするバッハの姿。
普通の人間が言葉を使って祈りを捧げるなら、バッハは音楽を使って祈っているのだ。
メロディというハシゴを何とかして天上世界まで届かせようとしている――そんなイメージがわいて仕方がない。
でも、実際は音を紡ぐのがひたすら楽しくて、この曲を書いていただけかもしれない。

とりあえず自分は、次から次へと現れ出るメロディが楽しくて、下手なりに挑戦している。

合奏でへろへろ-その1

今期の練習第二回。
小規模ながらも初めての合奏。
曲目は「売られた花嫁」と田園の1・3・4楽章。
2ndばよりんは二人しかいなかったのに、びよらはなぜか6人という充実ぶり。
「そこ、うるさい」と言われなかっただけでも儲けものか。

前回の練習ではそこそこ弾けたような気がしたけど、今日は全然。弾けないのは自分だけでなく、まわりも大抵そうなので、まわりの音を聴けば聞くほどワケが分からなくなるという悪循環。_| ̄|○

今日来ていた下棒(本指揮者の代役)の人とも、なんか相性が良くなくて、ただでさえ弾けないのに、余計に疲れた。

練習後にインスペクターから連絡事項etcがあって、その時に「先日プロオケの練習を見学する機会があったが、プロの人たちでも指揮者から指摘されたことはすぐ楽譜に書き込んでいる。私たちもそうしませんか」と言われた。
うーん、これはオケの常識だと思ってたけどなあ。
そういえば、今日の練習でも書き込みしている人少なかったかも。
学生オケにいた頃は、注意されたことは必ず楽譜に書き込むよう、たたき込まれたよ。

関係ないけど、田園の4楽章、いわゆる「嵐」のところで、チェロの5連符×4連発がゲームセンターの効果音そっくりに聞こえたのはここだけの話。

「売られた花嫁」が頭の中をぐーるぐる

前の演奏会が終わってから、初めてオケの練習に行ってきた。
実質的な譜読みというところ。本番はまだまだ4ヶ月も先。
嬉しいことにビオラパートの人数が二人増えていて、頼もしい限り。

本日の練習はトレーナーによる弦分奏。トレーナーはビオラ奏者のT先生で、「売られた花嫁」と田園の一楽章をやる。

花嫁の方は、とりあえず合わせてみましょうということで、テンポ100で弾いてみた。
テンポ100いうのは、普通は一分間に4分音符が100個カウントできる速さのことだけど、この曲の場合、2分音譜一個で一拍と数えるので、2分音符が一分間に100個入る速さ。
この速さでの中で8分音符がトコトコ動き回る。

この十日間、毎晩のようにさらったおかげで、なんとかついていくことはできた。♯や♭はかなり落としたような気がするが。
もっとも、この時期、誰もがあまり引けないので、恥をかくなら今のうち。間違えながら正しい入り方その他を覚えてゆく。

続いて田園の一楽章。これは曲を知っているので、(一部をのぞいて)楽勝。ほとんど数え間違いもないし、休みのあとの入りを間違えることもない。

あとは休憩時間にひたすらボウインク゜を書き写し。
たまに「お?」と思う箇所もあったりして。
ボウインク゜はまず、コンミスが弦の全パート分を決め、それから実際に練習で弾きながら具合の悪いところを変更してゆく。
そう言えば、昨年ライナー・キュッヒル氏とVn協を演奏したときは、氏のアドバイス(というより指導)により、前日にボウイングが変わったりしてたっけ……。

さてさて、本番までの長い道のり、ぼちぼち進んでいきますか。

練習、練習

8日ぶりにびおらを弾いた。
先週のスノボがたたり、その後4日は筋肉痛のためとても弾ける状態ではなく、あとの4日はちょっと別のことで忙しく。
どうしてスノボをやって肩や腕の付け根や手首の内側の筋が痛くなるかなぁ。(謎)

やっぱり指が固くなっていて、小指が微妙に届かず、GやDやAが低くなる。あと2ミリ小指が長かったらいいのに(涙)

メトロノームに合わせて弾いてみれば、やはり微妙にずれる。急いだりのびたり。
調子がいいときは、メトロの音が聞こえなくなるぐらいぴったりはまるのに。
実際体調があまり良くなくて、今日はあさから花粉の攻撃に参っている。鼻がやられると耳にまで影響するのか、ピッチもリズムもいつも以上に合わない。
かといって薬を飲むと余計に感覚が変になるので、今年の春は大変だ。

それでも今度の日曜日はオケの合奏があるので何とかしなくては。

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

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