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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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とんで、跳んで、飛んで

子供たちが、お年玉でゲームを買った。「ジャンピンポピラ」という音楽ゲーム。
数年前に流行った「Dance, Dance, Revolution」のお子様向けバージョン、あるいは太鼓ゲームの仲間といえば分かりやすいかもしれない。
PSなどの専用ゲーム機は必要なく、足踏みマットみたいな専用コントローラーをテレビにつなぐだけで遊べる。

スタートさせると、音楽に合わせて画面の上からボールが落ちてくるので、タイミング良く足踏みマットのボタンを踏んで、ボールを跳ね返すというそれだけの遊び。
ただし、リズム感と体力がかなり要求される。

曲目はお子様向けに「森のくまさん」「きらきら星」「ねこふんじゃった」など。もちろんテンポ良く跳ねやすいように、また、ほどよく難しくなるように結構ファンキーな編曲がなされている。
そして見逃せないのが「花のワルツ」と「運命」
ふだん、テレビを使うゲームはなるべく与えないようにしているのだが、この2曲を見て「買っていいよ」のGOサインを出してしまった。

実際にやってみると、「花のワルツ」は難しい。なにしろチャイコフスキー御大の晩年の作品だ。ラスト近くの2拍3連のフレーズ(←3拍子のリズムがそこだけ2拍子になる)なんか、けっこう惑わされるだろうな。
それだけでなく、日本人はもともとワルツが苦手だという。
どういうことかというと、3拍子というのは馬の駆け足のリズムであり、騎馬民族が得意とするリズムなのである。
日本人は一部の階層を除いて馬に乗る習慣がない農耕民族なので、2拍子や4拍子が得意であるらしい。
実際にオケで弾いていても、3/4とか6/8といった3拍子系の楽章を品よくお洒落にこなすのは難しい。

話を元に戻して、ポピラの「運命」はどんな感じだったかというと、実はこの曲、レベル「ハード」をクリアしないと出現しない「スーパーハード」レベルの曲なのだ。情けない話ではあるが当分お目にかかれそうにない。
子供向けとはいえ、ハードレベルは相当難しい。何度もトライするうちに、少しは足腰が引き締まるといいのだけど。(←もとからそれを目論んでいたのか?)
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春はウィンナワルツ

というほど入れ込んでいるわけでもないけど、お正月と聞くとニューイヤーコンサートを思い浮かべてしまう。
というのは、父がボスコフスキーの大ファンで、彼の振ったニューイヤーコンサートのレコードを何枚も持っていたからだ。

折に触れウィンナワルツを聴かされて育ったおかげで、ピチカートポルカなんかは空で歌える。
あと、題名は知らないけどメロディはおなじみになってしまったワルツやポルカは数知れず。
これで、あの独特の三拍子感が身に付いていれば、私もウィーンフィルのメンバーに混じってワルツが弾けるぞ。(←新年から調子に乗りすぎ)

有名な話だが、ウィンナワルツでは、三拍子の二拍目が微妙に後ろにずれる。その加減はとてもデリケートで、ウィーンで育った人間にしか表現できないと言われるほどだ。
ちょうど、演歌のこぶしのようなものだろうか。

こぶしの話はさておき、ワルツでは「ズン・チャッ・チャッ」というリズム打ちが意外に重要な要素。リズム打ちが下手くそだとワルツが死んでしまう。
そしてリズム打ちはもっぱらセカンドバイオリンとビオラの仕事なのである。

びおら万歳

今年はボレロでカウントダウン

明けましておめでとうございます。
今年も本家ともども可愛がってやってください。

大掃除がおわり、やっとPCに向かったのが11時すぎ。
それから本家サイトのお正月用トップの飾り付けをして、年越しチャットをあちこちのぞきつつ、テレビをつけた。

目当てはもちろんジルベスターコンサート。
昨年は幻想交響曲の終楽章でカウントダウンをしたが、今年は「ボレロ」ダンサー付き。

最後の音と年明けが見事に一致した瞬間は、感動もの。特にボレロは少しずつ盛り上がって、最後にどかんとクライマックスを迎えるので、じつに爽快だった。

新春初の曲はもちろんウィンナワルツ。ヨハン・シュトラウスが華やかに鳴り響く。
お正月だなあ。

大掃除のおまけ

子供部屋を親子で大片付けした。
勉強机に散らばる色ペンやプリント類の下から、イベントのおまけでもらったCDラックが現れた。ビニール製の壁掛けタイプ。
「それ、ママにあげる」

2列×4段のポケットがついたCDラック、すべてのポケットにCDを突っ込むと、重みで壁から落ちてきそうなので、市松模様風に、左右互い違いに4個を入れた。

ジャケットのデザインで選んだその4枚中3枚がビオラの独奏曲集で、残りの1枚がビオラ・ダ・ガンバのソロ演奏集。

新しく取り付けたラックを眺めていると、ついにやけてしまう、それだけの話。

グリーンスリーヴスいろいろ

先日、娘がピアノ教室のクリスマス会でグリーンスリーブスを弾きました。
たまたま家にあった楽譜はイ短調だったので、歌うにはキーが高すぎ、4度下げてホ短調に書き直してやりましたが、書きながら、なんて不思議なメロディなんだろうと思ってました。
ミソーラシード♯シで始まるこのメロディ、ド♯が自分的にキモなんですね。
ええもう、ド♯が入るがためにこの曲が耳に残るといっても過言ではありません。

昨日、近所のショッピングセンターでふとこの曲を耳にしてあれ? と思いました。ミソーラシーシ…と当たり前のように流れて行きます。ちょっと! ♯を落としてますよ!

しかし、思い返してみればどちらのバージョンも耳にしたことがあります。
うーん。そもそも、グリーンスリーブスは、いつ頃誰が作った曲なんでしょう? 「イギリス民謡」と音楽の教科書にはあったような。
ああ、課題を発掘してしまいました。暇を見て探ってきます。

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