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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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ポール・デルヴォー展

先月の真ん中ぐらいのこと、初めてヤマザキマザック美術館に足を踏み入れ、「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」展を見てきた。

古代ギリシャの幻想と現代が重なる不思議なデルヴォーの絵画も良かったが、それ以上にヤマザキマザック美術館の常設展がツボにハマりすぎて、帰ってきてからもなかなか興奮が消えないほどだった。なぜ今まで足を運ばなかったのか、もったいない。


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観光じゃないです。一応。

秋の犬山探訪。
今回は犬山駅で名鉄電車を降りて、ランチを出しているカフェをさがしつつ城下町をうろうろ。途中、古民家を再利用した無料休憩所を見つけ、屋台で買った山菜入り稲荷ずしとペルー風焼き鳥を持ち込んで食べる。畳の上は落ち着く。のんびり。

その後、犬山城の正面まできたところで左に折れて有楽苑方面へ。立派な名鉄ホテルの敷地をつっきり、木曽川沿いの道に出て辿り着いた先は。
     
 
犬山館でした。

本当は何しに来たかというと、祝祭オーケストラの合宿練習。ブルックナーの8番をガンガンに練習しますよー、という感じで。
残念ながら、お泊まりはおろか2日目の参加すら叶わなかったという、いかにも不完全燃焼な合宿で残念だったけれど、おかげでシップのお世話にならずにすんだ。

いつものごとく、練習中は苦労と恍惚が混じるという、どこかの修行僧みたいな感覚だったが、低音域が充実していたのと、ティンパニが入ったおかげで非常にメリハリがついて弾きやすかった。うん、ティンパニは炸裂してましたねぇ。

コンマス氏がまたまた不在でHUPをあきらめていたところ、この日はセカンドバイオリンのトップ氏が何度も気合の入ったHUPを見せてくれて驚いた。最初はびっくりするが、慣れてくるとそれなしでは物足りなくなる恐ろしさよ。

夕方の休憩中、どうしてもお腹が空いて気力がもちそうになかったので、コンビニを探して宿の周囲をウロウロ。すると、おしゃれなカフェを見つけ、どんなメニューを出しているのだろうと気になってのぞいたら、店のお姉さんが可愛らしい声で「お持ち帰りできますよ」と。
結局、中でコーヒーとスコーンをいただくことに。贅沢すぎる休憩時間。

夕方の部の練習が終わり、せめてアンサンブル大会に出てから帰りたいなと思ったが、するとその日のうちに家に帰りつけるかどうか怪しくなるので、後ろ髪を引かれる思いで宿を出た。

宿を出ると、すぐそこで鵜飼。風情があって良い。やっぱり観光だ……。


打楽器フェスタ~♪

先だっての土曜日、東区小文化劇場まで打楽器フェスタを見に行ってきた。知り合いの方が出演されていたし、もともと打楽器好きなので。

コンサートではなくフェスタというところがミソ。アマチュアの団体+プロの団体による発表会みたいなもので、あくまでも楽しく。
でもみなさんレベルが高い。
打楽器と一口に行っても、実際種類はとても多い。なにしろ弦楽器・管楽器のいずれかに分類されない楽器はすべて打楽器というのだから。叩く楽器の種類もマリンバから太鼓類から木片までバラエティに富んでいる上、叩かなくても特殊効果音をすべて引き受けている(ギロとかオモチャの笛とか)。

マリンバやシロフォンの見事な演奏にうっとりするのも良いが、太鼓アンサンブルで血が騒ぎ出すのも良い。
「叩く」というのは音楽の根源だとつよく感じさせられた。


  


一番の収穫は、なんといってもライヒ「木片の音楽」の生演奏。

ブラームスご馳走様でした

名古屋ブラームスリングシンフォニカ、略してぶらりんオケの第4回演奏会を聞いてきた。
今回は重厚過ぎるオールブラームスプログラムで、がっつり楽しみたい人にはぴったり。

ぶらりんオケ4回めチラシ 演奏順に

 ピアノ協奏曲第2番
 悲歌
 交響曲第4番

 まるで肉料理が2皿出てくるようなフルコース。


演奏会場となったしらかわホール、実は足を運ぶのは初めて。国内では有数の響きの優れたホールだというだけあり、2階席の端にいても良くまとまった響きが届く。特に管楽器がよく鳴っていて、たまにバイオリンの音を消していた。

ピアノ協奏曲の2番をきちんと聴くのも初めて。まるで交響曲のような濃さにびっくりした。重いけれど苦しくない音楽。上機嫌だけども上滑りではない音楽、と言い換えても良い。ピアニストは写真を見ると可愛らしいお嬢さんなのに、ピアノの音は信じられないくらいパワフル。細い体のどこからあんなに強烈な音が出てくるのか……。

悲歌は、ブラームスが友人の死を悼んで作った曲だというが、悲壮さはあまり感じられず合唱の響きには癒しが感じられる。あまりに美しく優しいので夢の世界へ運ばれていったような。(ごめんなさい、寝落ちしました)

一番楽しみにしていたシンフォニーの4番は、残念ながら自分の好みのタイプの演奏ではなかったけれど、ホルンと中・低弦の奮闘ぶりが素晴らしかった。1楽章は端正で、2楽章はひたすら美しく、3楽章は崩壊の予兆さえ感じさせないスケルツォ、4楽章はあっという間に終わってしまった。


出演された皆様、それぞれに大変な苦労があったと聞いていますが、それらを乗り越えて迎えた本番、大変お疲れ様でした。


キーワードは「お尻の○を引き締めて」

恒例となりつつあるブルックナー練習記。
どうして毎回毎回、ネタがあるのか自分でも不思議なくらいであります。
今回は8/17日分、指揮者による弦分奏指導。ハードな練習に備えて、今回はドリンク剤の代わりに脂肪燃焼効果があるヘルシアを飲んでみたところ、確かに疲れにくく、効果が切れた後の嫌な疲労感もない。次回はヴァームゼリーを試してみる予定。

閑話休題。

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

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