スタート地点は1軒の蕎麦屋。
ダンナ氏の休みと自分の休みがうまく重なったので、ドライブしがてら多治見まで蕎麦を食べに行こう、が最初の話。
美味しく蕎麦をいただいたあと、店のまわりが良い雰囲気だったので散歩することにした。あらためて調べてみると、そこは「オリベストリート」と呼ばれる観光ポイント。古くて立派な商家の蔵がいくつか残っていて、今ではアンティークショップやカフェとして再利用されている。
しかし、平日のためか休業日が多く、またアンティークショップの展示品はけっこうありがちな昭和の品々だったので過大な期待は禁物と見た。陶器類はモノも値段も良い。
蕎麦屋の裏手にある、蔵を利用したカフェは、内装もコーヒーの味もナイスだった。コーヒーはサイフォンで淹れたもの。とてもまろやかなお味でしかもプチケーキがサービスでついてくる。
オリベストリートはあっという間に見終わったので、少し足を伸ばして多治見修道院へ行って見た。車で10分ほどのところ。
入り口に「神言会」とある。なんだ出身大学と同じ宗派ではないかと急に親近感がわく。敷地内地図を眺めるだけでも興味深いことをいろいろ発見したし(ぶどう畑がやたらに多くてそれは自家製ワインを作っているためだとか、大学にあったロゴスセンターみたいに研修施設も兼ねているとか)、本当は中庭までもし見学できたら回りたかったが、ダンナ氏はキリスト教とは縁が薄いためかあまり興味がわかないようで、聖堂だけ見てさっさと駐車場へ戻ってしまい、あまつさえ門前まで迎えに来るので車に乗り込むしかなかった。
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