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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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多治見ツアー

スタート地点は1軒の蕎麦屋。

ダンナ氏の休みと自分の休みがうまく重なったので、ドライブしがてら多治見まで蕎麦を食べに行こう、が最初の話。
美味しく蕎麦をいただいたあと、店のまわりが良い雰囲気だったので散歩することにした。あらためて調べてみると、そこは「オリベストリート」と呼ばれる観光ポイント。古くて立派な商家の蔵がいくつか残っていて、今ではアンティークショップやカフェとして再利用されている。
しかし、平日のためか休業日が多く、またアンティークショップの展示品はけっこうありがちな昭和の品々だったので過大な期待は禁物と見た。陶器類はモノも値段も良い。
蕎麦屋の裏手にある、蔵を利用したカフェは、内装もコーヒーの味もナイスだった。コーヒーはサイフォンで淹れたもの。とてもまろやかなお味でしかもプチケーキがサービスでついてくる。

オリベストリートはあっという間に見終わったので、少し足を伸ばして多治見修道院へ行って見た。車で10分ほどのところ。


入り口に「神言会」とある。なんだ出身大学と同じ宗派ではないかと急に親近感がわく。敷地内地図を眺めるだけでも興味深いことをいろいろ発見したし(ぶどう畑がやたらに多くてそれは自家製ワインを作っているためだとか、大学にあったロゴスセンターみたいに研修施設も兼ねているとか)、本当は中庭までもし見学できたら回りたかったが、ダンナ氏はキリスト教とは縁が薄いためかあまり興味がわかないようで、聖堂だけ見てさっさと駐車場へ戻ってしまい、あまつさえ門前まで迎えに来るので車に乗り込むしかなかった。
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そして誰も居なくなった




貝殻は転がっていても、中身はない。
飼い始めてから7年目になる我が家のヤドカリが、とうとう昇天してしまった。

寿命というよりは、世話が行き届かなかったために衰弱してしまったと思われる。この半年一度も脱皮もしてなかったし、どこかのイヌと違って「腹減ったー」と騒ぎ立てないのでつい餌をやる間隔が遠くなり、慢性的な栄養不足になっていた可能性が高い。
オカヤドカリはきちんと飼育してやれば10年以上生きるらしいからね。

この夏は水槽で飼っていた川魚も昇天してしまったし、なんかもう、強烈なイヌの存在感に気圧されて小さな生き物が次々とやられてゆくよ。

そのイヌも、予定通りに事が運べば、年内には元の飼い主のもとへ帰れるはず。
これで家の中はすっきり片付くのだが、娘が次はネコがいいとか言ってるし、何よりイヌに癒してもらっていたダンナ氏が何をやらかすか不安だ……。

主婦的には子どもたちとダンナ氏のお世話でもう、いっぱいいっぱいなので、コレ以上お世話の対象を増やさないで欲しいものだが。


合唱コンクール見てきた

昨日は雨の中、中学生の息子の合唱コンクールを聞いてきた。授業参観するよりクラスの様子がわかるから面白い。毎年、良くも悪くも若さにあふれる演奏を聞かせてくれるんだけど、今年はちょっと元気がたりないなーという感じがした。全体的に声だけでなく、表情とか口の開け方もおとなしめで、口先だけで歌ってる感じ。でも最後の音楽の先生による講評では褒められていたから、自分の期待値が高すぎたのかもしれない。元合唱部員の血が無駄に騒いでしまったのだろう。
それに今の子達はいわゆる裏声を使った歌唱法を習わないらしく、地声を張り上げ頑張ってたな。曲によってはそれでもいい感じなんだけど、三年生の学年合唱の「大地讃頌」でもその歌い方だったので、あの荘厳な曲が少々子供っぽい印象になってしまったのが残念。

「シューベルト」

演奏会パンフレットの曲目解説を頼まれまして。
お題はシュベルトの「未完成」なのですが、資料として伝記に目を通したらそれがとても優れた評伝で感激した次第であります。


シューベルトについて、彼の音楽性を当時の社会情勢と絡めながら詳細に分析した伝記本。彼が生涯のほとんどを過ごした当時のウィーンの様子も詳しく描かれており、音楽家は時代の流れと無縁ではいられず、その作品は意識的あるいは無意識のうちに影響を受けていることが丁寧に描き出されている。

シューベルトの生没年は1797-1828。生涯のほとんどをウィーンで過ごす。ベートーヴェンの没年が1827年だから、シューベルトは古典派を代表する巨匠とほぼ同時代、同じ場所で生きたことになる。
ところが、ベトベン御大は古典派最後の巨匠、シューベルトは初期ロマン派と分類されている。ベートーヴェンとその師匠であったハイドンの間に深い溝があるように、シューベルトとベートーヴェンの間にも(シューベルトがベートーヴェンを尊敬しその楽曲を研究していたにもかかわらず)時代の変化によってもたらされた明確な溝があった。

秋の朝



「落ちる準備はできてる」
みたいな秋のカマキリ。

獲物が現れたら某少佐のごとく空中ダイブして仕留めるんだろうか。

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