三連休の間に、愛知トリエンナーレ・愛知芸術文化センター会場(愛知県美術館が主会場)へ行ってきた。
知ってる人は知っていると思うけれど、芸文センターは名古屋のど真ん中・栄の地にある。11階の窓からはオアシス21とテレビ塔が見える。楕円形のお皿とその下の広場がオアシス21。お皿の中には人工池があって、その中にはトリエンナーレ期間限定で、テントウ虫、あるいはヒョウタンのような水玉模様のオブジェが浮かんでいる。愛トリの販促グッズをデザインした草間彌生氏の作品。
↑の水玉模様の花は、同じく草間氏の作品で、展示室前のロビーに置かれている。人の背丈より大きい。つい「トモダチ」を思い出してしまうのだけど、それは花弁の中心からじっと鑑賞者を眺めている一つ目のせいかしらん。
8月に見に行った市美術館では、大物を少数ピックアップして展示していた一方で、今回の県美術館はとにかく大小取り混ぜて展示作品の量が多い。中でも映像作品が多めだったので、見るのにちょっと時間がかかった。もちろん面白かったですが。
興味深いのはアジアの作家が半分以上を占めていて、彼らの作品は総じてパワフルかつ意識が外(社会)へと向いていたこと。自分だけの世界にこもってない。