毎年恒例の一年の振り返りです。すでにnoteで美術関連はまとめてあるので、ここではそれ以外の方面での活動を書き出し、この一年の全体を見渡してみます。
(noteの記事はこちら→
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・音楽鑑賞
予算の都合で、今年のコンサート鑑賞は3件のみ。その反動なのか、Eテレのクラシック音楽館を毎週のように見ては感想をツイッターに書き散らすようになってしまった。それでも色んなタイプの楽曲にほぼ強制的に触れられるのは良かったなと思う。
- 名古屋テアトロ管弦楽団の「道化師&カヴァレリア・ルスティカーナ」
- オンライン鑑賞で愛知祝祭管弦楽団「トリスタンとイゾルデ」(配信なので何度も繰り返して聞くうち、メンタルが向こう側の世界へ引き込まれそうになって冷や汗をかいたという曰く付き)
- 小田さんのコンサート!(○十年ぶり2回めの参戦。再びリアルでお姿を拝見できる日が来るなんて、長生きはするもんだ)
・お出かけ
家族サービスを兼ねたドライブ、友人とのお出かけなど、振り返ってみれば各地に足跡を残していた。お出かけ関係はフェイスブックに書き残しているので、いくつか抜粋してみると…
- 西山公園のバラ
- 荒子川公園のラベンダー
- 浜松のファンタジーなぬくもりの里
- 岐阜の山奥にあるモネの池
- 信楽のたぬき
- 窯横カフェと古瀬戸周辺
- モリコロパークでジブリのオブジェ探し
- 陶磁美術館のナイトミュージアム
- 愛岐トンネル群特別公開
- and more...
などなど、色々ある。こうしてみると、自分は引きこもりが好きだと思っていたがそうでもないらしいと、今更のように気がついた。特に気のおけない友人を誘って、ちょっと渋めの観光地を探検するのが楽しい。
・読書
読みたい本や積ん読はどんどん増えてゆくのに、読む時間が不思議なほどとれない。いや、決して不思議ではなく、あれだけ美術館に足を運んだり休日にお出かけをしていれば当然なのだ。さらに後述するが、今年は某団体でボランティアまで始めてしまったのだから、よけいに家にいる時間がない。さて、今年の収穫は……。
文芸とSF少々(「クララとおひさま」「プロジェクト・ヘイル・メアリー」「流浪地球」)
コミックちょっと(ゴールデンカムイとか)
自己啓発とかハウツー本は結構な量
フィクションで一番おもしろかったのが、劉慈欣「流浪地球」(SF短編集)
ジャンル関係なく刺さったのが、川内有緒「バウルを探して(完全版)」(バングラディッシュの幻の吟遊詩人「バウル」に出会う旅を描いたノンフィクション)
いちばん勉強になったと感じたのが上平崇仁「コ・デザイン —デザインすることをみんなの手に」
全体的な傾向を振り返ると、たしかに自己啓発系は多いが、他のジャンルの本とも合わせてみると、どうやって社会とうまく関わっていこうかを探った形跡が見えてくる。さきに「自分で思うっていた以上にお出かけが好きらしい」と書いたが、それと関連して無意識のうちに社会にコミットメントしようと動く自分の姿が見えてくる。実は、秋から某NPO団体でボランティア活動を始めた。これが来年になってどんな結果をもたらすか、少し楽しみにしている。
・体調
長らく生きてきて、誰もが経験する アレ が、ついにやってきた。
【更年期】
不快な症状が色々出るとは聞いていたが、こういうことだったのかと色々実感。
要はホルモンのバランスが変化することにより、体の働きや精神状態に影響が出るということで、やる気がないとか疲れやすいとか、色々めんどくさく感じるようになったなど、これらは皆ホルモンの変化が引き起こしているという。老化現象の一種には違いなく、むしろ自分の意志がどれだけ内分泌器官の影響下にあったかを知るよい機会となった。わかってしまえば恐れることもないが、すると、どこまでが純粋に自分の意志で、どこからが身体の意志なのか、線引きを考え直さなくてはいけないのでは……(以下来年に続く)
来年は仕事が変わる予定もあり、どんな変化が起きることやら。こんなご時世でもあるし、まずは体調管理からですね。