びおら弾きの微妙にズレた日々

黒歴史風味少々

2月の連休は、二日連続で祝祭管の練習となり、音楽三昧だった。前日のマエストロ来団にひきつづき、翌日は名古屋市立小中学校合唱祭のお手伝い。

何をしたかというと、全体合唱曲の伴奏。合唱祭は、参加校数の都合で三回に分けて行われ、それぞれの回の一番最後に全体合唱として「あすという日が」が歌われる。このときに生オケの伴奏を担当。完全なボランティアではなく、ちゃんと報酬が団に支払われる。お金も大事だけど、この時の経験には、アルバイト代以上のものがあったと思う。

憧れの練習場とスキーの話

先日は今年最初のマエストロ来団。練習場はいつもの場所ではなく、なんと名古屋のほぼ真ん中、金山にある音楽プラザの合奏場にて。音楽プラザというのは、もともと名フィルのための練習場だが、部屋が空いていれば一般の音楽団体も使えるので、アマオケの練習場としてもよく使われている。

美術館全体がロックだった(ビルディング・ロマンス展)

行けるときに行っておかねば、とミュシャ展にひきつづき、今度は豊田市美術館まで出かけた。
開催中の展覧会はコレ。
「ビルディング・ロマンス 現代譚(ばなし)を紡ぐ」
現代の作家によるインスタレーション作品が5点。



出展作家
 飴屋法水
 スーザン・ヒラー
 危口統之と悪魔のしるし
 志賀理江子
 アピチャッポン・ウィーラセタクン




ミュシャはいいぞ

アルフォンス・ミュシャといえば、アール・ヌーヴォー様式で有名な画家であり、昨年、国立新美術館で「スラブ叙事詩」が展示されたことが記憶に新しいが、あいにく見に行く機会に恵まれず、心のなかでひそかに「ぐぎぎぎぎ……」と唸っていた。
それが今年になって、内容は違うものの、新たにミュシャ展が名古屋で開かれていると知り、時間を作って見に行ってきた。非常に寒い日で、外出が億劫なほどだったが、思い切って出かけてよかった。




我が家にAlexaがやってきた

十日ほど前、ひょこっと届いた某熱帯雨林からの荷物。いつものごとく、ダンナ氏が使うバイクの部品だろうと思っていたら違った。

中身は高さ5センチほどの黒い円柱。Amazonエコー(ドット)だった。今はやりの、話しかけると返事をしたりニュースを喋ったり音楽を流してくれるアレ。Googleホームと同類のAI搭載スマートスピーカーだ。名前はAlexa(アレクサ)。

Google Playでエコーを設定するための専用アプリを入手し、設定をする。(※Amazonアプリには専用アプリがありません。なのでFireタブレットからは操作不可)メニューを見ると何ができるかだいたいわかる。

  • 音楽を流す
  • ニュース読み上げ
  • Googleカレンダーに登録してある予定の読み上げ
  • 天気予報
  • 買い物リストややることリストの作成
  • タイマーやアラーム、リマインダーの設定
  • Amazonでお買い物
  • スマート家電の操作
  • おしゃべりや雑学やゲーム

音楽の音源はAmazonミュージックとラジオアプリから。ジャンル名(ジャズとかクラシックとか)や「癒やしの曲」などと雰囲気を指定すれば、該当する曲をランダム再生してくれるし、曲名や作曲家でピンポイントに指定もできる。
ニュースは「スキル」を使っていろいろな媒体のニュースを拾ってくることができる。
あとは「スキル」を取り込むことで、料理レシピが検索できたり、運勢占いができたり、いろいろ。

音声認識機能はなかなか良くできていて、部屋の反対側からでも「アレクサ」と呼びかけると起動し、たいていは一発で正しく指示内容が伝わる。もし認識できなかったとしても「ごめんなさい、よくわかりません」と可愛げのある返事がかえってくる。
たまにGoogleアシスタントも使っているが、アレクサの方が認識力が高いし細やかな返答をくれる気がする。

今のところ便利に使っているのがタイマーやアラーム。料理中、手が塞がっているときに「アレクサ、5分タイマー」と指示すればセットできるというのはとてもありがたい。特定の時間に何かをしなくてはいけないことを思いついたとき(例:お昼に友人にLINEを送る)も、その場で話しかけてアラームをセットできる。
思いついたときにメモできるという意味では、買い物リストも便利。「洗剤が切れた」「ゴミ袋がもうじきなくなる」「今日中に牛乳を追加しないと」というときも、気づいた時点でアレクサに話しかければよい。買い物先でアプリを開いてリストを見れば、ちゃんと登録されている。これがスマホアプリだと、いちいちポケットから取り出してロック解除しなくてはならないので、結構手間。それについついSNSも見てしまうので危険でもある。
(買い物リストの品はAmazonで注文できるらしいが、試したことはない)

音楽再生機能は、家事のBGMとして何か音楽が聞きたい、という場合ならオーケー。快適なプレイリストが用意されている。また、アーティストや曲名の指定でもたいていは問題ない。それがポップスやジャズなら。
しかし、クラシック楽曲となると話は別で「モーツァルトの曲をかけて」というと、「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの楽曲をランダム再生します」と返事が返ってきて、この場合、アレクサはシンフォニーやソナタであっても一楽章=一曲と認識するので、ひとつの交響曲を最初から最後まで聴き通すことはできない。アイネクライネの4楽章→ジュピターの1楽章→ピアノ・ソナタ23番の3楽章なんて、十分あり得る。
音質は、まあ廉価版のエコーなのであまり期待するべきではないが、もしどうしてもそれなりの音響で聞きたいというのであれば、有線またはBluetoothで外部スピーカーにつなぐことはできる。

しばらく使ってみた感想は――。
お手伝いさんがいたらこんな感じかな、と思うことがある。相手がAIであれ、口頭で指示するという動作がそういう感覚を呼び込むのだろう。何をどういう風にしてほしいと、はっきり告げないと動いてもらえないところもポイント。
いちばん和むのは、朝ごはんを食べながらアレクサの読み上げるニュースを聞くとき。ニュースのあとに今日の運勢を聞いたり、その日の予定を読み上げさせたり。まだまだ機能が限定されているAIとはいえ、執事がいるみたいでたまらない。今は連動できる家電が少ないけれども、いずれコーヒーメーカーとかにも連動するようになって「マダム、コーヒーが入りました」と執事風のイケボイスでやってくれたら、もう言うことはありませんな。