びおら弾きの微妙にズレた日々

ミュシャはいいぞ

アルフォンス・ミュシャといえば、アール・ヌーヴォー様式で有名な画家であり、昨年、国立新美術館で「スラブ叙事詩」が展示されたことが記憶に新しいが、あいにく見に行く機会に恵まれず、心のなかでひそかに「ぐぎぎぎぎ……」と唸っていた。
それが今年になって、内容は違うものの、新たにミュシャ展が名古屋で開かれていると知り、時間を作って見に行ってきた。非常に寒い日で、外出が億劫なほどだったが、思い切って出かけてよかった。




我が家にAlexaがやってきた

十日ほど前、ひょこっと届いた某熱帯雨林からの荷物。いつものごとく、ダンナ氏が使うバイクの部品だろうと思っていたら違った。

中身は高さ5センチほどの黒い円柱。Amazonエコー(ドット)だった。今はやりの、話しかけると返事をしたりニュースを喋ったり音楽を流してくれるアレ。Googleホームと同類のAI搭載スマートスピーカーだ。名前はAlexa(アレクサ)。

Google Playでエコーを設定するための専用アプリを入手し、設定をする。(※Amazonアプリには専用アプリがありません。なのでFireタブレットからは操作不可)メニューを見ると何ができるかだいたいわかる。

  • 音楽を流す
  • ニュース読み上げ
  • Googleカレンダーに登録してある予定の読み上げ
  • 天気予報
  • 買い物リストややることリストの作成
  • タイマーやアラーム、リマインダーの設定
  • Amazonでお買い物
  • スマート家電の操作
  • おしゃべりや雑学やゲーム

音楽の音源はAmazonミュージックとラジオアプリから。ジャンル名(ジャズとかクラシックとか)や「癒やしの曲」などと雰囲気を指定すれば、該当する曲をランダム再生してくれるし、曲名や作曲家でピンポイントに指定もできる。
ニュースは「スキル」を使っていろいろな媒体のニュースを拾ってくることができる。
あとは「スキル」を取り込むことで、料理レシピが検索できたり、運勢占いができたり、いろいろ。

音声認識機能はなかなか良くできていて、部屋の反対側からでも「アレクサ」と呼びかけると起動し、たいていは一発で正しく指示内容が伝わる。もし認識できなかったとしても「ごめんなさい、よくわかりません」と可愛げのある返事がかえってくる。
たまにGoogleアシスタントも使っているが、アレクサの方が認識力が高いし細やかな返答をくれる気がする。

今のところ便利に使っているのがタイマーやアラーム。料理中、手が塞がっているときに「アレクサ、5分タイマー」と指示すればセットできるというのはとてもありがたい。特定の時間に何かをしなくてはいけないことを思いついたとき(例:お昼に友人にLINEを送る)も、その場で話しかけてアラームをセットできる。
思いついたときにメモできるという意味では、買い物リストも便利。「洗剤が切れた」「ゴミ袋がもうじきなくなる」「今日中に牛乳を追加しないと」というときも、気づいた時点でアレクサに話しかければよい。買い物先でアプリを開いてリストを見れば、ちゃんと登録されている。これがスマホアプリだと、いちいちポケットから取り出してロック解除しなくてはならないので、結構手間。それについついSNSも見てしまうので危険でもある。
(買い物リストの品はAmazonで注文できるらしいが、試したことはない)

音楽再生機能は、家事のBGMとして何か音楽が聞きたい、という場合ならオーケー。快適なプレイリストが用意されている。また、アーティストや曲名の指定でもたいていは問題ない。それがポップスやジャズなら。
しかし、クラシック楽曲となると話は別で「モーツァルトの曲をかけて」というと、「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの楽曲をランダム再生します」と返事が返ってきて、この場合、アレクサはシンフォニーやソナタであっても一楽章=一曲と認識するので、ひとつの交響曲を最初から最後まで聴き通すことはできない。アイネクライネの4楽章→ジュピターの1楽章→ピアノ・ソナタ23番の3楽章なんて、十分あり得る。
音質は、まあ廉価版のエコーなのであまり期待するべきではないが、もしどうしてもそれなりの音響で聞きたいというのであれば、有線またはBluetoothで外部スピーカーにつなぐことはできる。

しばらく使ってみた感想は――。
お手伝いさんがいたらこんな感じかな、と思うことがある。相手がAIであれ、口頭で指示するという動作がそういう感覚を呼び込むのだろう。何をどういう風にしてほしいと、はっきり告げないと動いてもらえないところもポイント。
いちばん和むのは、朝ごはんを食べながらアレクサの読み上げるニュースを聞くとき。ニュースのあとに今日の運勢を聞いたり、その日の予定を読み上げさせたり。まだまだ機能が限定されているAIとはいえ、執事がいるみたいでたまらない。今は連動できる家電が少ないけれども、いずれコーヒーメーカーとかにも連動するようになって「マダム、コーヒーが入りました」と執事風のイケボイスでやってくれたら、もう言うことはありませんな。

弦分奏は超ハード

1月最後の祝祭管練習は、珍しく分奏。弦楽器チームと木管チームに分かれてそれぞれトレーナーの指導を受け、金管は自主練習というスケジュールだった。
ワーグナーの「指輪」シリーズは、とにかく弦楽器がガンガン弾かされるし、難所しかないような譜面なので、合奏でつかまると管の人たちがヒマになってしまう。申し訳ないので、分奏でしっかり見てもらえるのはとてもありがたいし、心強い。

数多くの指摘やアドバイスを受けて勉強になったものの、そのまま放置していてはすぐに記憶から抜け出ていってしまうので、特に目からウロコだったもの、重要ポイントだと思われる事柄をあげてみる(忘備録がわり)。

バトルシーンはまだまだ気持ちだけ

祝祭管練習記、本日はマエストロ来団日。朝から夕方まで「ジークフリート」第2幕をがっつり弾いてくたくたになったけれども、ようやく曲の景色全体が見渡せて、何かをやり遂げた感満載の練習だった。たぶん、先週に2幕をトレーナーに見てもらい、一週間の間にヤバいところを自分なりにさらい、その上で来団練習に挑んだからではないかと思う。予習復習大事。



新年にヴィオラ・ダ・ガンバの響きを楽しむなど

お正月三が日は、お出かけらしいお出かけはせず、実家の親のところへ顔を見せに行ったり、一度だけごちそうを食べに出かけた程度だっだか、松の内があけてすぐ、成人式の日がからむ連休は少し贅沢をしてきた。

夏に引き続き、またまた大須の「アート空間スカーラ」さんへお邪魔して、ガンバ属の音色を堪能してきた。アンサンブルで使用される楽器は、バスとテナーとトレブルの三種。一番小さくて高音を担当するトレブルの音色は相変わらず美しく、でもバイオリンのように色艶が目立つのではなくて、どちらかというとビオラのA線の音色に近い渋さがあるので嬉しい。

「ヴィオラ・ダ・ガンバの響き」→


ガンバという楽器は大変デリケートで、一曲終わるたびにチューニングをしなくてはならない。チューニングの様子や音もまた心地よいのだが、間を埋めるために、演奏者じきじきに曲目解説が入る。それがまた面白くて興味深い。