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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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どうして今ごろ?

昨日、娘が学校から大きな荷物を持ち帰ってきた。何かと思えば、○ケモンバケツとストロー付きカップ。
どちらも、おやつを入れるのに使うが、バケツは3リットルぐらいのサイズだし、カップだって500ccは入るだろうというサイズ。
万博のサテライト会場に○ケパークなるものがあったが、そこで売っていたポップコーンやジュースの容器だ。
それがどうして学校で配られたかと言うと。

同封の手紙によれば、瀬戸会場にレストランを出店していた某経営会社が、地元の「未来をになう」子供たちへのプレゼントとして配ったらしい。
しかし、ポ○モンですよ? 低学年の子どもたちならまだしも、6年生のお兄さんお姉さんがもらってきた日にはどうしろと?

娘と話し合った結果、これはどう見てもポ○パークの余りもの処分に違いない! となった。万博の理念からすれば、会場をたたむ際、ゴミはできるだけ出してはいけないのだ。人気キャラクターのついた容器をゴミにするなんてとんでもない。地元の小学生に配れば、喜ばれてゴミも減って一石二鳥と、向こうは考えたんだろうな。
実際はあまり喜ばれていないと思うのだけど。むしろ家庭ゴミが増えるのではないかと。

我が家では、カブトムシの幼虫入れにする予定。

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これもケガの功名

先週の土曜日から息子が熱を出した。性格には土曜と金曜のはざまの時間帯だ。夜中にごそごそ布団を抜け出し、「眠れない。頭がガンガンする」と言って、ひとりリビングで泣いていた。
温めた牛乳を飲ませて抱き上げると体中が熱くなっている。
その熱は三日続き、今日、月曜日は学校を休ませて医者へいくことになった。
診察によれば「咽頭炎ですね」で、ほっとした。要するにインフルエンザでも細菌感染でもなく、普通の風邪。まあ、痛い場所といえば頭とのどぐらいだったし、食欲もあれば意識もはっきりしているので、たぶんそんなところだろうと予想していたが、安心した。

子供が寝込むと、母親の仕事ははかどらなくなるものだが、そのおかげで少し読書が進んだ。
夜、添い寝をするときに布団に持ち込んだのが「博士の愛した数式」(じつはこれ、映画も見たい)。うつぶせの状態で本を読むと、どうも胸が痛いのであまり読み進めなかったが、とりあえず話の魅力はわかった。
数の世界は美しいということ。俗世間とはかけ離れた世界にあるといのが魅力でもあること。
数の世界は音楽の理論にも通じていて、両者は意外と近いものなんだなと思う。

もう一冊、医院の待ち時間に読んだのが「しゃばけ」。これはひたすら楽しい。あやかしに身の回りの世話をまかせている、商家の若旦那っていうのが面白い。これに殺人事件の謎がからむのだから、楽しくないわけがない。
これもまだ読みかけなので、「面白そうだ」としか言えないけれど、息抜きにぴったりそう。

さらにもうけたのが、びよらの練習時間。この週末は家にこもりっぱなしだったぶん、家事をすませて練習にまわす時間ができた。モーツァルトもシベリウスもそれぞれ別の意味で手ごわいけれど、オケの中でひいたら、さぞ楽しいだろうな。

で、息子は今どうしているかというと、昨夜熱のためにあまり眠れなかったせいか、すやすや昼寝中。まだ微熱が続いているので、たぶん、明日も学校は休み。

やっと譜読み

ぼちぼちオケの曲も練習を始めなければと、モーツァルトの楽譜を手に、CDをかけた。

次の定演でやるのは、シベリウス2番のほかに、次の3曲
・ピアノ協奏曲27番
・モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)
・序曲「コシ・ファン・トゥッテ」(女はみなそういうもの)

どれも、初めてパート譜を見たけどきちんとついてゆけたし、そう難易度は高くない。(もちろん部分的に面倒な音はあるが)
自分のパートを見ながら耳では曲の作りを聞いて、やっぱり、モーツァルトは凄いと思った。
コシ・ファン・トゥッテなんか、時間にして4分強、パート譜はほんの2ページという分量ながら、すごく内容が濃くて、コンパクトに収まっている。
ピアノ協奏曲だと、長調から短調へと一転する瞬間がとても印象的。
ビオラパートにしても、無駄な音、なくてもよさそうな音が一つもないのに驚くばかり。いやもう、勉強になります。きざみだからといって、おろそかに弾いてはいけないのがよくわかる。

星は、すばる

娘の理科の宿題に付き合って、夜空観察をした。
冬は明るい星が多いので、観察しやすいとか。

オリオン座は誰にでもわかりやすいので、そこから「冬の大三角形」をたどるべく、大犬座のシリウスと子犬座のプロキオンを見つけたり、すばるを見つけて、そこからおうし座と御者座をたどったり。もう少し暗い空だと、メデューサの首まで見えるはず。
いつも冬の空で不思議なのは、ふたご座が全然わからないこと。星図を見ると、御者座と子犬座の間にカストルとポルックスというふたご座の星があって、兄にあたる星が一等星のはずだが、実際の夜を見上げると、そこに一等星は見あたらない。
その代わり、東の空の低いところに、星図にはない明るい星があって、調べてみたら土星だった。今月下旬に土星はもっとも地球に近づくらしい。

夜空の中で、娘の目下のお気に入りはすばる。いくつ見えるかと聞いたら、「1、2、3、……7こ!」 うん、視力1.5は間違いない。
情けないことに、自分は眼鏡をかけていても星の数など識別できない。もやっとした固まりが見えればオッケー。娘ぐらいの年のころにはちゃんと7つ見えたと思うんだけど。

「のだめ」は読破したけれど

「のだめ」のパリ編、10巻~13巻まで読みきった。
日本編より、スケールが大きくなって面白い。指揮者コンクールの様子とか、音楽院の様子とか、いろんな国の人間と音楽が混じって楽しい。
音楽やる人間は、いろんなスタイルがあるにしても、みんな自己主張強いんだよな。そうでなくてはやっていけないし。
文学というか、もの書きをしている人間も、やはり自己主張は強いのだけど、それが直接というよりはワンクッション置いて表れている、言い変えれば2~3回屈折してから表に出てくるような気がする。(だから性格が悪いほどすぐれた小説を書ける、とも言われている)

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