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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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まぼろしのクジラ

連休最終日で、ダンナは一人バイクツーリングに出かけた。
子供たちは宿題を終わらせるために、日誌と向かい合う。「冬休みの思い出」を絵日記に書け
ば完成だが、上の娘にはもうひとつ読書感想画が残っていた。これは自由課題なのでやっても
やらなくてもいいが、本人が描いて見たいというのでトライさせたところ、予想以上に面倒だった。

本はすぐに決まった。おーなり由子の「天使の見つけ方」。教育的効果には疑問があるが、本人が好きだし、感想画の題材にも事欠かなさそうだったので良しとした。
何を書くかもすぐに決まった。くじらのくせに天使の仲間だという「あこがれくじら」を描くことにした。つくづく海の哺乳類が好きな彼女だ。

下絵もすぐにできた。4つ切り画用紙の真ん中に大きなくじら。
問題は、彩色方法だった。
応募要綱によれば、かなり色々な画材が使える。絵の具だけでなく、パステル、色鉛筆などな
ど。貼り絵もオッケー。
そこで娘はうすい青をにじませた紙を作り、それをくじらに貼り付けて幻想的な雰囲気を作り出そうとした。これが難しいのだ。絵の具をとっかえひっかえ、紙も何種類か試してやっと気に入った色紙を作る。さらにそれをきちんと貼り付け、背景はうすいオレンジで塗る。あぶくも、もちろんわざと色をにじませて作る。
アイデアは良かったが、色塗りの順序を間違えた(本体を貼り付けてから背景を色づけした)ために、あとで面倒な手直しをする羽目に。
絵が出来たら、今度は作品に関するコメント書き。(200字以内)
途中で何度か休憩をはさんだものの、一日仕事だった。おかげで買い物に出かける時間もなく。(涙)

出来上がりは、果たして狙ったとおりの効果が出たのかどうか??だったが、本人は楽しんで描いていたようだから、それが何より。
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これで冬休みが終われる

今年初めてダンナが休みをとれた。
本当は松の内の間に二日ばかり取れるはずが、仕事の相方さんが入院してしまったので、正月は働きっぱなし。でも、新年早々入院の方が大変だろうな。
まともなお出かけなしのまま休みが終わっては、「冬休みの思い出」が書けないと子どもたちが言うので、まずは名古屋港水族館まで出かけた。
以前より入館料が上がっていたが、その代わり内容もちょっと充実して、イルカやシャチを間近で見られるようになっていた。いやはや、シャチの大きいこと!
また、冬休み最後の連休なので、混雑も素晴らしく、人の頭越しに水槽を見る羽目に。熱帯魚やペンギンを見てなごむどころではない。
こんなんで冬の思い出になったんだろうか。むしろ、昼に食べたバイキングレストランの方が印象に残っているかもしれない。

水族館のついでに、イタリア村へ足を伸ばした。ポートビルのそばを通り、公園を横切ると、すぐ目の前にある。
ここは遊園地の類ではなく、ほとんど商業施設。足を踏み入れると、それらしい雰囲気で飾られた建物のなかに、飲食店はもちろん、婦人服・靴・雑貨を売る店が建ち並ぶ。遊びといえば、ゴンドラ体験と、豪華ドレスを着て記念写真を取れることぐらいかな。
たまたまバーゲン期間中だったので、気に入ったハーフコートを見つけて手に入れることができた。ふだんは○ストアやせいぜいア○タでしか買わないので、ちょっと大きな買い物をした気分だった。しかも中古品でないし。

水族館ではなごめなかったが、港から見える海を見ているとそれだけで開放感を味わえる。昨日と変らず風は冷たくて凍てつきそうなのだが、たまには広い場所にでないとだめだね。

空がとっても青いから

朝起きたときには雪が降っていた。それが洗濯を始めるころには、明るく朝日がさしていて、さらに洗い終わった洗濯物をベランダに干すころになると、ピーカンの青空。
夏の、ひたすら青い空ではなく、微妙に紫が入っていて、しかも透明度の高い空の色。こんな色の空にまみえるのは年に1~2度がせいぜいではないだろうか。

こんな日に家の中でゴロゴロしているのはもったいないので、午後には、子ども達を児童館わきの公園に連れ出した。すると、下の子が特にはしゃいで、上着を脱ぎトレーナー一枚で走り回る。まるで子犬。家の中でぐうたらしている姿からは想像もつかない。

しかし、寒い。日差しは暖かだが、ひとたび風が吹けば凍りつきそうになる。見守る親はジャケットの前をかき合わせて空を見る。すると白い半月がくっきりと見えた。景色はきれいなんだけどなー。この寒さ、何とかならないかしらん。

夕方からゲド戦記の5巻を読み始める。夕食は昨日のシチューがたっぷり残っているので、ほとんど作らなくていい。久しぶりにアースシーの世界にどっぷりはまった。このシリーズは魔法の世界を基調としつつも、本質的なテーマは、アイデンティティー、ジェンダーと来て、最終巻では魂の行方になっている。言い換えれば、人はどこから来てどこへ行くのか。深いな。
現時点で、家事をはさみながら4時間読んだ。まだ1/3は残っている。読了まであと2時間はかかるな。

新春ケーキ

昨年のクリスマスに使い損ねたスポンジケーキがある。
賞味期限は約二週間。つまり、そろそろ使わないとダメになってしまう。

そのまま食するのも芸がないので、子供たちといっしょに「お正月ケーキ」を作った。
スポンジケーキの間には、リンゴとみかんのはちみつ煮(ラム酒入り)をはさむ。
てっぺんには、乾物入れの奥から出てきたパインの缶詰をかざる。微妙に賞味期限が切れていたが、臭いをかいだ限りでは、たぶん大丈夫。
飾り付けを門松にしたかったが、門松を作れそうな食材がない。
なので、緑色の生クリームをぬって、それらしい雰囲気を出すことにした。
緑色にするなら、風味付けも、と粉になっている「緑茶のもと」を生クリームに入れてホイップした。それに食紅の緑を加えてお茶風味クリームの出来上がり。

味はなかなかのもの。クリームに少々お茶のもとを入れすぎたようだが、多少の苦味も味のうち。ダンナの口に入る前に三人で完食。

こういう記事には普通、写真をのせるものだけど、それはちょっとご勘弁を。
なにしろ飾り付け担当は娘なもので。(^^ゞ

初弾き

昨日のことになるけれども、今年初めてビオラを弾いた。
楽器が置いてある部屋は人気のない二階で、ものすごく寒い。
だからといって、これを暖房のきいた温かい部屋へいきなり持ち込むと、具合が悪くなりそうなので、寒い部屋にホットカーペットだけを入れて練習する。
冷たすぎて指先の感覚がないぞ。でも音程は正しく取れているのが不思議。

寒いといえば、学生のころは練習場所がなくて、冬でもくそ寒いクラブハウスの片隅で、指先のない手袋をはめて弾いていたのが懐かしい。休憩中に自販機で買ったはちみつレモンが、火傷しそうなほど熱かったのもよく覚えている。
我ながら、あんな環境でよく練習できたもんだ……。

さて、今年の弾き初めはバッハの無伴奏組曲第一番プレリュード。一番の最初の曲だから、年始にふさわしいかな……などと考えもせず、ただそれが弾きたい気分だったからといういい加減さ。

お次は、2月の最初に発表会で弾く予定のシシリエンヌ。
だいたい弾けるのだけど、少々ピッチが悪かったり、弓の使い方が乱暴だったりという具合。たぶん10日以内に、伴奏をしてくださる先生と合わせることになるので、本腰入れて練習しないと。

その次は、のだめ演奏会で弾く予定の、ブラ1・4楽章。
これも過去に二回弾いているので、だいたいは弾けるのが、細かいところ、動きの速いところはかなりあやしい。そういうところって、完璧に弾けるとものすごくカッコいいのに。
あの有名なテーマを伴奏するくだりは、すごく気持ち良くひける。きちんと調整をしたびよらは良く鳴るし。

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

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