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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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後片付けまでが演奏会?

演奏会が終わって、怒涛の感想・反響大会が終わり、少しずつ日常生活が戻ってくるころ。
落ち着いて思い返してみると、ひとつ、インパクトの強い出来事を書き忘れていたことに気がついた。

あれはブルックナーの2楽章、トリオの部分での出来事だ。バイオリンの美しい旋律に合わせて、ビオラはゆったりとピチカートをはじいている。フレーズの終わりが来て、さあ呼吸をあわせなくては、と顔を上げてトップ席と指揮者を見る。すると、マエストロがこちらを見てにっこり笑いかけてくるではないか。
おお、ちゃんとビオラパートを見てもらっている、と感激した瞬間、すぐ後ろでハープの美しい音色が響き渡った。
つまりはそういうことだ。ハープ大事。

前フリはここまで。
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その時、ホールは神殿だった

ブルックナー練習記の総仕上げ。
いよいよ演奏会本番の日がやってくる。

メイン曲に力がこもっているのはもちろん、オープニングや協奏曲にもネタが仕込んであってお客様をあっと言わせる仕掛けで、こんなにサービス精神あふれた演奏会はプロ・アマ含めて、なかなか見られないのではないかと手前味噌をかましますよ。

実際、サービスしすぎて、終了予定時間を大幅にオーバーし、全体として3時間近くに渡る長い長いコンサートとなってしまったが、会場のお客様はほとんど物音一つ立てず、イビキもなく(意外なほど寝ている人は見当たらなかった)、最後まで真剣に聞いてくださった様子で、この点については、本当に感謝しかない。

プログラムは次の通り
ワーグナー 楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
ブルックナー 交響曲第8番(ハース版)
※正式な演奏会情報はこちらへ→

オバケの季節カモーン

知り合いの若い子に英語を教えたら、お礼にハロウィーン仕様のお菓子詰め合わせをもらった。
オバケだらけというのが非常にツボったので写真に撮って保存。


実はこれ、スーパーに入っている贈答用のお菓子コーナーにたくさん並んでいる。だからといって贈り物の価値が落ちるわけではない。
店の棚に並んでいる時はお手軽なみやげ物でしかないけれど、ある人がある気持ちを表すために手に入れたなら、それは特別な品へと変化する。こうして写真に撮って飾ったらなおさらだ。

宇宙の呼吸

何やら壮大なタイトルでありますが、ブルックナー練習記最終便です。
あとは本番と前日リハを残すのみとなりました。

本番は10/26日、愛知芸術文化センターにて。詳細→


デュフィ展



本日は始まったばかりのデュフィ展へ。

ラウル・デュフィは、20世紀前半に活躍したフランスの画家。音楽家で言うとラヴェルと同世代で、ドビュッシーは15歳ばかり年上になる。
日本ではあまりメジャーではないが、セザンヌやマティス、ピカソやゴーギャンなど当時流行していた様々な画家や流派から影響を受けつつ、そのどれにも染まり切らずに独自のスタイルを築き上げた。この、社交好きだけど決して自分を失わない性分がいかにもフランス人。というか、パリジャン(実際はル・アーヴル生まれだけど)。

今月のつぶやき

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