長くハードだった冬が過ぎ、春が近づくにつれ、少しずつ息を吹き返している日々。
しかし、まだまだ雑用が多い上、ダンナ氏がインフルに罹りさらに自分も熱を出して医者に駆けこむなど、楽器に触る時間はほとんど取れず、無理に捻出しようにもまるで乾いた雑巾を絞るようなありさまで、復活しているのは本当に気持ちだけ。
じたばたしているうちに、容赦なく指揮者練習の日はやってくる。全然弾けてないし気持ち的にも体力的にも余裕がないので、よほど練習を休もうかと思い、重い体をひきずって出かけたわけだが、練習から帰ってくると、あら不思議、心身ともに軽やかになっているのだった。もっとも、二日ぐらいたってから肩や首のまわりが筋肉痛に襲われているのだが、まあそれはそれ。
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