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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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今年の総括をしてみた その1

2012年もいよいよおしまい。今年は大掃除も少しばかり早く終わったので、振り返りをしてみる。変化のインパクトは昨年のほうが強いが、今年は地味に見えて影響の強い変化がいくつか。


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クリムトで美術充



愛知県美術館にて21日から始まったクリムト展。
クリムトに代表されるヨーロッパ世紀末美術は大好物なので、公開二日目にさっそく出かけてきた。

たくさんあればいいってものじゃないけど

もともとスケジュール帳は大好きで、一昨年までは4年間ずっと「夢かな手帳」を愛用していた。それで学んだのが時間との付き合い方。時間に振り回されるのではなく、自分が主体的に時間を管理するための思考法。たとえば無駄な時間の見極め方、やりたいこと、自分の成長のために必要なイベントをうまくスケジュールに乗せる方法、さらには「やりたいこと」を自分の中に正しく見出すための方法など、大切なことがたくさん乗っていたし、それらが実践できるワークシートもついていた。

しかし、そろそろ卒業の時期が来たかと感じ、他の手帳乗り換える決心をしたのはいいが、なかなか自分に合う手帳がない。
そうして探しまわったあげく、気づけば来年度の手帳が二種類手元に。どちらも捨てがたい。

左が「ほぼ日手帳」。毎日の予定が一時間単位で組めるし、メモや書き込みがたくさんできる。カバーには大小さまざまなポケットがついていて大切な紙データをしまっておけそう。
右側は「星ダイアリー」。名前が示す通り、カレンダーと同時に星(惑星+太陽+月)の運行がわかるようになっている。つまり自分の運気を見て予定を組めるという優れもの。星占いをかじったことのある人ならさぞ便利に使えることだろう。もちろん素人でも解説がついているので、おおよその気の流れはわかるし、読み物的に面白い。

さて、使い方が全然違うこの二冊。だからこそどっちを取るか悩むのだが……

やわらかい革で作った本革ほぼ日カズン手帳対応サイズカバー※手帳本体は付きません (レッド)

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Happy "Daiku" Day

要するに無事、第九演奏会が終わったということです。

プログラムは……
シューベルト 交響曲第7番「未完成」
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」
アンコール 「ふるさと」(会場の皆さんと歌う)

  
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
   
これまで第九は6回、いくつかのオーケストラで、それぞれ違う指揮者のもとで弾いたけれど、今回のT先生はこれまでのどんな指揮者とも違って(もちろんそれは当然なんだけど)、ハーモニーの進行で音楽の流れを読み解く方で、だから指導も、リズムと音程を取り出してそれを矯正するのではなく、ハーモニーの解説をした上で自然な音楽の流れを作ってゆくことが中心になる。
以前、ブラームスの1番を振っていただいた時にも同じやり方で、それは私にとっては非常にわかりやすい解説だった。ただ、目に見えないものを解説するわけだから、使われる言葉はどうしても「音の方向」とか「音のキャラクター」などかなり抽象的な表現になるので、何をどうしたらいいのか困ってしまう人もいたようだ。
でも音楽は人の感情を扱う芸術で、どうやって人の心を動かすかというとハーモニーを動かすことによってなのだから、先生の指摘はとても本質的なことなのだ。
それで、私はT先生には第九よりむしろ未完成をどんなふうに扱われるのか、そっちに興味があった。ベトベン御大の曲は構成がものすごく強固にできているので、とにかく楽譜通りに演奏できればそれで形になる一方で、シューベルトの未完成は音の構成がシンプルなので、奏者が音をデリケートに扱わなければ魅力が半減してしまうからだ。
やはりものすごく良かった(練習回数が少ないのがとても残念だったけど)。T先生は、楽譜という音楽の干物に水を注いで生き生きとした姿に復元する方法をよくご存知だった。あとは私達の理解と表現力さえついてゆければ、青春の迷いとか夢想を見事なまでに瑞々しく体現した「未完成」が披露できたのにと思う。オケの内部で迷いが生じてちゃだめだよね。バイオリンと木管、どっちにつけるが正しいか、なんてね。

演奏会前夜

あっという間に第九演奏会が近づいて来て、本日は前日リハーサル。
例によってほとんど練習に出られなかったという愚痴はさておき、合唱やソリストが入ると雰囲気満点になる。
今回の合唱は、指導者の先生の手腕のおかげだと思うけれど、なかなか良い感じに仕上がっていて、おそらくお客様は満足して帰られるだろうなと予想できる。(あくまで予想ですから。保証ではありませんから)

肝心のオーケストラはというと、それなりに練習の成果は出ているみたいで何より。細かいことを言えばキリはないし、アンサンブル力はそう簡単に身につくものではないからね。でも心してまわりの音を聞くようにするだけで音楽のまとまり方は随分違ってくると思う。指使い等の演奏テクニックとは違う方面のテクニックだね。とりあえずお互い聞き合っているのがわかるだけで、出す音は自然とその場にふさわしいものになるはず。

今月のつぶやき

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