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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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展覧会おまけ

おまけと言っては失礼にあたるだろう。「カンディンスキーと青騎士」展の裏側、いえ、その隣で非常に面白い小企画展が行われていた。

大西康明「体積の裏側」展
関連記事(愛知県美術館ブログより)
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2011/03/000449.html


テントのような作品だった。
展示室の中に、ごく薄いポリ袋の素材でできたシートが吊されており、それを支えているのは雨のように細く長くしたたる接着剤。中にも入れるし、撮影可。というのも、この作品は一度取り外してしまうと再現がきかないからだそうだ。
サイドから白い光を浴びているため、無機質な素材でできているにもかかわらず、幻想的な雰囲気が漂っている。空気がわずかに動くだけでふわりとゆらぐ繊細なテントだった。
普通、「体積」と聞くと何かが詰まった固形物を思い浮かべるが、これは外が詰まっていて内側が空っぽという、立体的なネガポジ反転が起きていて、だから世界が違って見えるというわけではないけれど、面白い発想だなぁと思い、また、人工物なのに散る直前の桜を思わせる不思議な空間を楽しんできた。

以下は拍手お返事。
wさん、ありがとね。
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「カンディンスキーと青騎士」展

「これは必ず行かねば」と思いつつ、家の用事に忙殺されてなかなか行けず、そうこうしているうちに展示期間が終わってしまうと気づき、最終日の三日前にかけこんだ。

「カンディンスキーと青騎士」展
愛知県美術館にて
2011年2月5日〜2011年4月17日
紹介ブログ(愛知県美術館ブログより)
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2011/02/000437.html
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2010/11/000401.html
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2011/02/000440.html
抽象画の先駆者であるカンディンスキーは、若い頃、それまでのアカデミックな絵画に反発し、同志を募って「青騎士」という芸術家グループを結成した。彼の同志や実質的パートナー(要するに愛人ですが)の作品を同時に展示することで、互いにどんな影響を受けたり与えたりしたかがわかるようになっている。また、最先端で活躍する芸術家の作品や論文を掲載した芸術年鑑「青騎士」の初版本も展示。

お犬様が来た! 第二シーズン

第一シーズンの話はこちらから→

まさかの第二シーズンです、ほんとに。
相方の両親が海外旅行に出かけるからと、ポメラニアン(当時10歳・♂)をうちに預けていったのが確か4年前。そして先だっての三月、相方の実家が焼けてしまったので、住む場所を失った「お犬様」を緊急&無期限で預かることになりました。ええ、無期限ですとも……orz

入学シーズン

卒業式が2回あるということは、入学式も2回あるということ。(3年後もそうなってくれることを願う)
底冷えする体育館で半日じっとパイプ椅子に座り続けるという簡単なお仕事を2回こなしてきましたとも。



その1(4月5日)女子高生編 
某公立高校の入学式。車で行けば近いから、と余裕をかましていたら、なぜだか遅刻ギリギリになってしまい、スーツ&ヒール姿で駆け込んだという失態。
高校はやはり人数が多い。娘がかつて通っていた小学校一校分の人数=1学年の人数だ。式の内容は、小・中学よりもグレードアップしていて、校長先生の挨拶に引き続き、新入生による「誓司」が読み上げられた。あらかじめ打ち合わせがしてあったのだろう、女の子ひとりが壇上に上がっていって、「これから立派な高校生になります」的な言葉を読み上げた。高校はいちおう自分で選んで入るから、それなりの覚悟がいるなあ、勉強がきついと泣き言は言えないなぁ、と大人の立場で思った。自分が高校の頃は、そんなことこれっぽちも思わなかったし、感じたこと言えば「高校に入ったかと思えばもう大学入試の話ですか?」だったよ。
それにしてもよくまとまった誓詞で、いつの間にどんな手順で準備したのだろうかと、帰りの車中で娘と推測しあった。母「どうせ推薦入学で入った子の中から選ばれたんじゃない?」娘「ああ、それなら超納得。やっぱり推薦で入らなくて良かった」(※ちなみに真相は知りません。くれぐれも分別ある良い大人は話を広めないでください)
式の後は保護者向けの話があって、その時間が長い。話が長いのではなく、トイレ休憩が長い。そしてトイレは長蛇の列。みんな冷えていたに違いない。
それでもまあ、娘の入った高校は勉強もするけれどしっかり遊びもする雰囲気なので悪くないと思っている。それに制服が可愛い♪(公開はしません。あしからず)

その2(4月7日) 男子中学生編
つい、一ヶ月前に娘の卒業式を行ったのと同じ体育館で、今度は息子の入学式。池の上の体育館は相変わらず冷え冷えとしていたが、3月上旬に比べればずいぶん気温は上がり、楽になったものだ。
地元の中学校はすっかり勝手がわかっているので、のんびり楽しく式の様子を見ていた。相変わらず楽しい先生方だが、息子は幸か不幸か学内一厳しい先生に当たってしまった。頑張ってくれとしか言いようがないが、姉のアドバイスを山ほどもらっていたのでたぶん、一年間生き延びられるだろう。(おばさんキラーの能力を今こそ発揮するときだ)
式の進行は、高校に比べると、拍子抜けするぐらいあっさりしている。最低限の体裁と挨拶と連絡事項のみ。非常に合理的で私的には好感を持つ。また、校長先生が変わり、すっかり話がわかりやすくなった。もしや?と思ったらやはり理系の先生だった。ただし、話が理路整然としているかわりに「運・根」のようなハプニングは期待できないのか少々残念(卒業式の記事を参照してください)。いや、そんなハプニングは期待する方が間違ってるのだけど。
詰めえり姿の息子君は、見た目こそ立派な中学生だが、口をひらけばまだまだ小学生男子。制服がなじむまで早くて半年はかかるだろうな。

お返事終了!

コメントをつけて下さったみなさま、ありがとうございました。

湯船で仮眠をとって元気を取り戻したので(意外と溺れないものなのです)、すべてのコメントにお返事をつけました。不思議なモノで、書いているうちにもやっとした思考や感情が整理され、頭の中がすっきりして気力が戻ってくるんですね。

今後もネタはいろいろあるので、楽しみにしていてください。

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

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