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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   
カテゴリー「びおら練習記」の記事一覧

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名言botもかなわない

今ごろですが、先々週の日曜日(指揮者来団日)の練習の話を。

指揮者のI村先生、やはり素晴らしいです。名言&迷言の多いこと。
さらに。史上初、○ロを吐く指揮者です。(「史上初、ゲ○を吐くヒロイン」は、銀魂の中にいますが)

他のことはすでに記憶が薄れ……。
「次回までにたくさん勉強して下さい」の一言が強烈に残っているぐらいかなぁ。

「勉強」というのは、音符の意味について考える勉強のこと。幻想という曲は、役者の仕事を音楽に割り振ってしまったドラマなので、すべての音にそれぞれ意味が割り当てられている。それをきちんと読み取り適切な表現をしなさい、ということなのだ。美しいモノはより美しく、そうでないものはそれなりに。(ということで、グロい場面では○ロも出る、という話になる)

続きは、薄れた記憶を誤魔化すための妄言を少々。
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1.2.3をフランス語で言うと……

この週末は土日連続で指揮者来団日。前回、とんでもない目にあったので、この一ヶ月団内トレーナーの方々があれこれ対策を講じた結果、なんとかなりそうな気がしてきた。慣れてきたというか、少しずつ呼吸が合わせやすくなってきた感じ。烏合の衆(こらこら)が脱皮して音楽的まとまりを持つ集団へと変わってゆくよ。オケの練習の醍醐味は、こういう瞬間にあると思う。

恐ろしいほどのテンポの変化に振り回された前回の先週と違い、昨日・今日は音色の表現とリズムの取り方を徹底的に練習。
音色については、余韻のある音を求められた。音が切れた後にほわんと響きを残すようにするのがポイントのようだ。
リズムについては、非常に面白いお話を伺った。フランス人が3拍子をカウントすると、1・2拍目がやや詰まり、そのぶん3拍目をゆったり取ってしまうらしい。というのも、フランス語で123をカウントすると、アン・ドゥ・トロワとなり、発音の都合上どうしても3拍目に時間を食うからだという。(真偽の判断は自己責任でシル・ヴ・プレです)
ということで、ベルリオーズやラヴェルの書いたワルツは、そのことを念頭に置いて演奏しないと音楽的に不適切な表現になるわけで、確かに3拍目を強調すると、それらしく歌える。面白すぎる。
ちなみに、日本の3拍子は1拍目が強く長く、イタリアも同傾向なのだそうで。時代と国によって音律に個性があるのと同じく、リズムもまた然り、ということか。
I村先生いわく、21世紀中には新型メトロノームが開発されて、ウインナワルツ風の3拍子、フレンチの3拍子、和風の3拍子、など、微妙にゆれるテンポが機械で再現されて練習できるようになるのではないかとおっしゃっていたが、それはアリかもしれないと思う。いやホントに開発して欲しいです。アマチュアにとっては切実。もちろん、最終的には自分の身体からリズムが湧いてくるようにしないといけないのだけど、それまでの橋渡し役として。

と、家に帰ってからビアノを習っている娘にこの話をしたら、彼女はデフォルトで3拍目が長いのだとのたまった。あんたはフランス人かー!と突っ込みを入れたところで、今年の発表会の曲はラヴェルのパヴァーヌで行こうと話がまとまった。でも先生からお許しがでるだろうか。

幻想・初来団

怒濤の合奏から四日たつ。やっとびおら練習記が書ける……。

先週の日曜日は本番指揮者I先生の初来団。どんな指揮ぶりかと、ドキドキしながら練習に望んだら、なんだかもう、ロデオであっという間に振り落とされた感じ。最後にさらっと通したラコッツィー行進曲では、もう指が回らなかった。

表現力って大事。幻想交響曲からそれを抜いたら、気の抜けたビールより悲惨なことになる。音符の一つ一つについて、どんな役割を割り振られているのか理解しないといけない。でもそれ以前に、変化する指揮のテンポに食いついてゆける対応力がないと話にならない。

今のところ、言葉に出来る感想はそれだけ。

以下、三分で終わる反省文

弾けた!(気持ちだけ)

昨日のオケの練習は、直前までおさぼりしようかと思っていた。翌日、つまり今日は朝からスノボに出かけることになっていたので。しかし、予定をよく考えてみたら練習に出るぐらいの時間は捻出できる。問題があるとすれば練習不足(いつものことだけど)。

昨日の練習は、シルヴィア組曲、幻想、そしてアンコール曲の譜読み。アンコールはラコッツィー行進曲。ベルリオーズつながりだな。学生の時に弾いて以来だ。懐かしい。当時は「何て変てこな曲なんだ」と思っていたが、今弾いてみると短い中にさまざまな趣向が凝らしてあって楽しい。
そして気がつけば両脇(びおらのトップ席と2ndバイオリンのトップサイド席)は学生オケ時代の大先輩。音がごうごう飛んできて弾きやすかった〜。アンサンブルができるもの。でも自分がもっと弾けたらもっと楽しい。

↓は練習中に降りてきたとある妄想の話。

頭の中が舞踏会

この2週間ぐらい、気持ち的に余裕がなくて、ついったーではブツブツつぶやいているものの、ブログを書く気になれなかった。今日はちょっと落ち着けたので、昨日の練習後の感想を少々。

いくつかの約束事さえ了解すれば、幻想交響曲は実にわかりやすい曲。映像作品を見てるみたい。少しずつ弾けるようになって全体像が見えるようになったら、すっかり魅力に取り付かれた。(←単純なやつ)

今月のつぶやき

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