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びおら弾きの微妙にズレた日々

「のだめカンタービレ」 #22

4063407497のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)
講談社 2009-08-10

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のだめがミルヒーと一緒にショパンのPコンチェルトを弾いた! ページを開くと、あの、いつものオーケストラで演奏するときの空気が立ち上ってくる。すごいわくわくした。

そして、のだめの成長ぶりについ涙腺がゆるんでしまった……。まるでサナギから蝶が孵ったよう。
千秋くんはいつしか置いてきぼり。捕虫網じゃ彼女を捕まえることはできませんからねー。
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「Ergo Proxy (エルゴ プラクシー)」

B000F5GS60Ergo Proxy 9 [DVD]
恩田尚之
ジェネオン エンタテインメント 2007-01-25

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2006年にwowwowで放映されたアニメ。全23話。某所で存在に気づき、なんと3年遅れで見ることに。荒廃した地球+ドーム都市+人間とロボットの共存という設定を知ったら、当たりでもハズレでもいいからとにかく見ずにはいられなかった。
全体的な評価は、最初のうちは、有名先行作品の影響ばかりが目立つし、人物描写は浅いしで、突込みどころ満載のB級だと思っていたのに、だんだんB+からA?という具合に上がってゆく微妙さ。この作品のキモは環境問題でもロボット問題でもなく、見方によってはSFでもない。作中に散りばめられた、コギト、エルゴ、モナド、レゾン・デートルなどの単語(あるいはキャラ名)から察せられるように、哲学的に自己の存在とは何かを問う物語だったりする。

"cogito, ergo sum" 「我思う、ゆえに我あり」byデカルト

詳しい設定等は公式サイトへ→

宮崎駿の雑想ノート

4499226775宮崎駿の雑想ノート
宮崎 駿
大日本絵画 1997-07

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先日の「ポニョ」では宮崎臭が足りなくて物足りなかったので、本棚からこんなものを取り出してきた。↑
戦車や戦艦、もちろん戦闘機も活躍する、宮崎氏の趣味全開な短編漫画がまとまって載っている。

スマートな「スカイクロラ」風の戦闘機も悪くないのだが、宮崎テイストのごっつくてカッコいい戦闘機の方が性に合うみたいで、3年ぐらい前に発見したときには即買いだった。

「紅の豚」の原作となる「飛行艇時代」も掲載されている。ディープな宮崎ファンには垂涎ものの一冊だよなあと思いつつページを繰っていたら息子に横取りされた。

「崖の上のポニョ 」

B0021D5ETQ崖の上のポニョ [DVD]
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント 2009-07-03

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ついったーでも呟いていたけど、宮崎作品にしてはいやにあっさりした味付けだった。昨年の公開時には賛否両論、「わけがわかんない」という声があがったのも納得。

だってクライマックスがない。さらに言えばやっつけるべき悪者がいない。だからラストにたどりついてもスッキリ感が足りない。
やろうと思えばいくらでもドキドキハラハラを作りこめるスタッフがこういう作りにしたということは、何かしらの意図があったのだろうな。

ほかにも「へぇー」なことがいろいろと。

「PLUTO 」8

4091825249PLUTO 8 (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
小学館 2009-06-30

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もう少し長くなるかと思ったのに8巻で終わってしまった。
落ち着いて考えると回収しきれていない伏線とかあるが、アトムvsプルートゥの決戦と、ゲジヒトのエピソードがあまりに素晴らしかったので、そんな細かいことはどうでも良くなった。
ヒーローはアトムだけど、主人公は完全にゲジヒトだ。彼は人工的に作られたボディを持つということを除けば、どう考えても人間にしか見えない。ロボットはどこまで人間に近づけるのか。あるいは人間を超えられるのか。そんなことを考えさせられた物語だった。

以下はまとまらない考察をつらつらと。

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