音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。
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あと数日で「ラインの黄金」は本番を迎える。つまり、一年かけてさらってきた曲とのお付き合いも終わるということだ。
8月に入ってからはソリストの方々も練習に加わるようになり、楽曲の世界がぐんとリアルにせまってくるようになった。見た目も声も素晴らしい方が多く、登場人物のイメージを遥かに上回ること甚だしい。醜いはずのドワーフやずる賢く立ちまわる半神までもがイケメン&イケボイスで、本来はヒドい神々たちの欲望にまみれた物語のはずが、豪華キャストによる目と耳の保養大会になってしまうありさま(大いに誉めてます)。
おかげで、あらかじめ台本の対訳を読んでイメージしていた「ラインの黄金」ひいては「ニーベルングの指輪」の世界が様相を変え、もう一度意味を考え直してみなくては、と思うようになってしまった。
以下、長文なので折りたたみ。
昨日は、長久手フィルの定期演奏会。
多忙につき、昨年冬の定演を最後に退団したので、今回から客席で参加することになった。
プログラムは
チャイコフスキー「イタリア奇想曲」
ボロディン 交響曲第二番
ベートーベン 交響曲第六番「田園」
うん、いかにも長久手らしい選曲。