音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。
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この春からずっと忙しくて、演奏会に出るのに手一杯で、演奏会を聴きに行く、ということができずにいた。秋が近づくにつれ、少しずつ時間と気持ちにゆとりが生まれ、先日は、ようやく名フィル定期に足を運ぶことができた。今期の定期演奏会のテーマは「文豪シリーズ」。調べてみればおいしいプログラム目白押し。
9月定期のテーマは「不安の時代」。イギリス生まれの作家 W.H.オーデンが1947年に「不安の時代」という長編詩を出版し、ピューリッツァー賞を受賞したが、バーンスタインはこの詩に触発されて「交響曲第二番」を作曲した。この曲がメインとなる。前プロは同じくバーンスタインの、政治的序曲「スラヴァ!」、そして有名すぎるウエストサイドストーリーより「シンフォニック・ダンス」。
指揮者は今をときめく川瀬賢太郎、ピアニストはやはり大人気の小曽根真。どうしたって期待は膨らむ膨らむ。