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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   
カテゴリー「音楽の話」の記事一覧

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売られた花嫁はどうしてそんなに駆け足なのか

某熱帯雨林で「売られた花嫁」の入ったCDを買った。
ジョージ・セル指揮/クリーヴランド管弦楽団で、ドボルザーク7番とのカップリング。
このオケは、ビオラがよく聞こえて、かっちりした演奏なのでスコアリーディングをするにはちょうどいいし、ドボ7とのカップリングというのもなかなか心憎い。

「売られた花嫁」序曲を聞いてみる。
は、はやい。(>_<)
楽譜を見ればVivacissimoですと? Vivaceは「とても早く」を意味するけれど、その最上級とは。
しかもビオラの楽譜は延々同じ音型が続く。うひゃー。演奏の途中で迷子になること必至。
トレーナーの先生が「難しいよ」と言われたのは、こういうことだったのね。
傾向と対策を練らなくては。
なになに、練るより弾けと? そうですね。
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お買い物

ダンナが休みだったので、名古屋のヤマハまで連れて行ってもらった。
あそこに行けばたいていのスコアは見つかるし、運が良ければ、ナイスなビオラの曲集も手に入る。
それにビオラの弦も欲しかったし。(バイオリンの弦ならその辺の楽器店で扱っているのだが、ビオラになるとちょっとね…)

で、まずは田園と売られた花嫁のスコアをゲット。
つづいてビオラの楽譜コーナーに張り付き、教則本からソナタの楽譜から一通り目を通した。
学生の頃と比べて、なんて豊富になったんだろう! 
アルペジョーネソナタとか、シベリウスの「悲しきワルツ」(←この曲大好き)の楽譜を見つけ、買おうかどうか迷って、とりあえずやめた。
その代わりにごく初心者向けのソロ曲集を手に入れた。ビオラパートのみならず、ピアノ伴奏の譜面が易しかったので、これなら娘でもなんとか弾けそうだと踏んで。(どうしても娘と組みたいらしい)

次は楽器のフロアへ上り、弦を物色。あるある。いつも使っているドミナント(←銘柄です)はもちろん、憧れのオリーブも。
さらに、銘柄による音色の違いが試せるよう、何種類もの弦を張ったバイオリンが置いてあった。
まずはドミナントを張ったバイオリンを弾いてみる。なじみのある、やや硬めに響く音。音が硬いのは、芯に金属を使ってあるスチール弦だから仕方ない。
次、オリーブ。これはガット弦(芯に羊の腸が使ってある)の中で恐らく一番人気ではないかと思われる高級弦。これは実にまろやかで深みのある音色。
しかし、値段はスチール弦の2~3倍はする。一番太いC線なんて、一本5千円ですよ、奥さん。
ため息をつきながら他のスチール弦をいろいろ試し、やはりドミナントが一番ましだということで落ち着いた。
でもA線だけはこれまで使っていたヤーガではなく、新しくスコルピオを試してみることにした。さて、どう出るか。

もし宝くじが当たって、自由にできるお金が持てたら、オリーブをひと組揃えたい。あ、ガット弦は切れやすいから2組にしておかなくては。それから、新しい肩当てを買って、駒を新しいのに付け替えて、いや、それよりもっと扱いやすい弓が欲しい……。
ひょっとしてこれを物欲というのだろうか。

春はウィンナワルツ

というほど入れ込んでいるわけでもないけど、お正月と聞くとニューイヤーコンサートを思い浮かべてしまう。
というのは、父がボスコフスキーの大ファンで、彼の振ったニューイヤーコンサートのレコードを何枚も持っていたからだ。

折に触れウィンナワルツを聴かされて育ったおかげで、ピチカートポルカなんかは空で歌える。
あと、題名は知らないけどメロディはおなじみになってしまったワルツやポルカは数知れず。
これで、あの独特の三拍子感が身に付いていれば、私もウィーンフィルのメンバーに混じってワルツが弾けるぞ。(←新年から調子に乗りすぎ)

有名な話だが、ウィンナワルツでは、三拍子の二拍目が微妙に後ろにずれる。その加減はとてもデリケートで、ウィーンで育った人間にしか表現できないと言われるほどだ。
ちょうど、演歌のこぶしのようなものだろうか。

こぶしの話はさておき、ワルツでは「ズン・チャッ・チャッ」というリズム打ちが意外に重要な要素。リズム打ちが下手くそだとワルツが死んでしまう。
そしてリズム打ちはもっぱらセカンドバイオリンとビオラの仕事なのである。

びおら万歳

今年はボレロでカウントダウン

明けましておめでとうございます。
今年も本家ともども可愛がってやってください。

大掃除がおわり、やっとPCに向かったのが11時すぎ。
それから本家サイトのお正月用トップの飾り付けをして、年越しチャットをあちこちのぞきつつ、テレビをつけた。

目当てはもちろんジルベスターコンサート。
昨年は幻想交響曲の終楽章でカウントダウンをしたが、今年は「ボレロ」ダンサー付き。

最後の音と年明けが見事に一致した瞬間は、感動もの。特にボレロは少しずつ盛り上がって、最後にどかんとクライマックスを迎えるので、じつに爽快だった。

新春初の曲はもちろんウィンナワルツ。ヨハン・シュトラウスが華やかに鳴り響く。
お正月だなあ。

グリーンスリーヴスいろいろ

先日、娘がピアノ教室のクリスマス会でグリーンスリーブスを弾きました。
たまたま家にあった楽譜はイ短調だったので、歌うにはキーが高すぎ、4度下げてホ短調に書き直してやりましたが、書きながら、なんて不思議なメロディなんだろうと思ってました。
ミソーラシード♯シで始まるこのメロディ、ド♯が自分的にキモなんですね。
ええもう、ド♯が入るがためにこの曲が耳に残るといっても過言ではありません。

昨日、近所のショッピングセンターでふとこの曲を耳にしてあれ? と思いました。ミソーラシーシ…と当たり前のように流れて行きます。ちょっと! ♯を落としてますよ!

しかし、思い返してみればどちらのバージョンも耳にしたことがあります。
うーん。そもそも、グリーンスリーブスは、いつ頃誰が作った曲なんでしょう? 「イギリス民謡」と音楽の教科書にはあったような。
ああ、課題を発掘してしまいました。暇を見て探ってきます。

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