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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   
カテゴリー「音楽の話」の記事一覧

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もしもピアノが弾けたなら

今週のレッスンで、娘がバイエルを終えた。
ピアノを初めてから3年と9ヶ月で終了させた計算になる。
その間にエレクトーンフェスティバルや発表会が入ったので、実質的にはもう少し短い。
次はツェルニー30番に進むそうだ。
うん、いいなあ。
自分がピアノを弾けないので、結構羨ましかったり。
娘が通っている先生のところでは、大人向けのレッスンもやってくれるので、よほど習おうかと思ったが、それなりに月謝はかかるし、なによりオケとの掛け持ちは時間的に無理だ。
あ、オケやめてピアノを始めればいいのか。

もしピアノが弾けたら、楽しいだろうな。
弾きたい曲はたくさんあるし、弾き語りとかできたら素敵だろうな。
さすがにベートーベンやショパンは聞くだけで充分だけど。
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どうでもいいことだけど

昨日の朝、娘を学校へ送る時、カーラジオから聞こえてきたのはブラームスの交響曲第一番、一楽章だった。
「これはガンガン鳴らす曲なのよ♪」
とボリュームのつまみをくいっと回すと、娘に
「やっぱりママってよくわかんない」
とあしらわれた。
「これはね、あなたがお腹の中にいたころ、弾いていた曲なんだから」
と言ったらもう少し違う反応が返ってきただろうか。
いや、どうせ覚えていないんだから、やっぱり「ふーん」で終わるだろうな。

そういう娘は「エリーゼのために」にはまっている。
彼女のピアノのレベルは、バイエルの下巻が終わりかけ。
きちんさ弾きこなすには、まだ無理があるが、本人はこの曲がひどく気に入っていて、毎日のように練習している。実際それなりに進歩しているんだから、馬鹿にはできない。
もちろんピアノの初級者にとっては憧れの曲として有名だけど、娘の心をつかんだのは有名性より正真正銘メロディの美しさだと思う。
にしても、親子でベートーベンかい。

話はブラームスにもどって、ブラームスもまたベートーベンに多大な影響を受け、あの第九を引き継ぐ曲としてシンフォニーの一番を書いたわけだけど、曲の中身が実に濃い。
曲の基本的な構成は、古典的なんだけど、旋律同士の絡ませ方、テーマの膨らませ方、クライマックスの作り方など非常にこみ入っていて、劇的。
言い方は悪いが「怨念がこもっているなー」という印象。
その辺、ベートーベンは感情的にあっさりしているし、クライマックス部分は外に向けて盛り上がっている、と思う。
部品を設計図通りに組み合わせて壮大な建築物を造ったぞ、すごいだろう、という感じ。もちろん部品も設計図も自前で準備するのだから、簡単に出来上がる物ではないという前提で。

ブラームスも設計図通りに部品を組み立てるのだが、ひと癖ふた癖ある設計図である上に、部品の一つ一つに強い念が込められている感じ。
クライマックスの盛り上がりは内向きのパワーが感じられる。うーん、難しい。心の内部に食い込んでくるような盛り上がりと言ったらいいのかな。

そこへ行くと、シューマンはひたすら上、つまり理想の世界を見ているし。

Valse Triste (悲しきワルツ)

先日、某サイト様で、キリ番の記念品としてCDをいただいた。
その中にシベリウスの「悲しきワルツ」が入っていて、これが管理人の大好きな曲だったりする。

このワルツには物語があって、ある青年が死の床についている母を看病している。青年がうたた寝している間に死神がやってきて、母は死神を自分の夫と間違えて一緒にワルツを踊る。青年が目覚めてみると、母は亡くなっていたという話である。

管理人が背景の物語を知ったのはつい最近で、曲そのものは学生の頃から好きだった。演奏会のアンコールでぜひ弾いてみたかったが、いかんせん当時は指揮者の趣向によりハンガリア舞曲ばかりで……。
シベリウスの小品のなかで、悲しきワルツと並んで好きなのがトゥオネラの白鳥。これはコーラングレイ(またはイングリッシュホルン)の音色が何とも素敵で、北国の湖で、青い水面をただよう一羽の白鳥の姿がいやでも浮かんでくる。

伝説に基づいた壮大な組曲をいくつも書いているシベリウスだが、小品は透明感と哀愁が見事に混じり合って、やはり天才は何を書いても素晴らしいのかとうなってしまうのだった。

読み終わったあとに「悲しきワルツ」がBGMとしてぴったりな、そんな物語を書いてみたいと密かな野望をいだいているのはここだけの話。

どうしよう

某熱帯雨林でこんなものを見つけてしまった

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00092QSPK/ref=ase_mvd0506_20-22/249-2456691-5049137

もう卒業したと思っていたのに、レビューを見ると激しく心が動く。
小田さんが、ポップスの名曲を、しかもスタジオライブで歌うのか!

でも、ボリュームがある分、値段もそれなりにするし。
こんな時のためのへそくりだけど、でもなあ。
ゆっくり見る時間はとれるんだろうか。

どうしよう……どうしよう……どうしよう……(以下エンドレス)

イマ時のケイタイ

これまた一週間ぐらい前の話。

携帯が壊れてしまったので、ショップに行って新しいのと機種交換をしてきた。
よくある話で、修理より新品を買った方が安く上がるというやつだ。
前の携帯を買ってから2年以上たつせいか、新しい機種は驚くばかりに機能が充実していた。
カメラはデジカメ並の性能をもっているし、テレビやFMラジオの視聴もできる。
ご丁寧にイヤホンのセットまで付属品としてついてきた。
さっそくラジオをNHKFMに合わせたら、アルペジョーネソナタがやっていてご機嫌に。
このときはチェロによる演奏。
なんかクセがあるというか、雰囲気がある演奏だと思っていたら、
ロストロポーヴィッチのチェロにベンジャミン・ブリテンのピアノ伴奏という超豪華版だった。
この番組は翌日の(土日がはさまる場合は月曜日の)午前中に再放送するので、ぜひエアチェックしようと思った。

そして月曜日の朝。骨折治療中の娘を学校まで送るため、車にのせたら、カーラジオから再びアルペジョーネソナタが。
しまった! 録音するのを忘れていた!
しょせんあたしゃビオラ弾きさっ。(涙)

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