月が変わってしばらくぶりにオフ日ができたので、愛知県美術館へマックス・エルンスト展を見に行ってきた。本当は温泉にゆっくり浸かってマッサージでも受けたいぐらい疲れがたまっていたのだけど、でも、頑張って見に行って良かった。
この展覧会のサブタイトルは「フィギュア✕スケープ」。作品の構成要素をフィギュア(ヒトや動物の形をとった何か)とスケープ(背景)に分けて考察しようという試み。しかし分離できるうちはまだまだ序の口。エルンストの絵はフィギュアがスケープの中に溶け込み、スケープの中からフィギュアがたち現れ、謎解き絵のようになってゆく。