あいちトリエンナーレの合間をぬって、河井寛次郎展を見てきた。詳細はこちら→
★とはいえ、もともと焼物作家に詳しくないので、河井寛次郎って誰? から始まる。
展覧会のチラシによれば、島根の安来市生まれ、京都を本拠地として陶芸作家のキャリアを始める。民藝運動と関わりつつ、日本の現代陶芸史の中で大きな存在感を持ちながら、人間国宝や文化勲章の推薦を断って生涯一陶工の立場を貫いた人。
作風を大きく分類すると、
初期:古代中国を手本にしつつ、工夫をこらした装飾的なもの
中期:民藝運動と出会い「用の美」にめざめ、シンプルな美しさをめざす
後期:シンプルかつ常識に縛られない自由闊達な造形
なかなか渋いじゃないですか。
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