びおら弾きの微妙にズレた日々

マトリョーシカを開けたら音の箱

となりの市の文化会館では、時々無料のロビーコンサートを開いてくれる。びおらだったり、クラリネットだったり、さまざまな楽器や分野の音楽が気軽に楽しめるので、一度足を運んでみたいと思っていたが、なかなか時間がとれずにいた。

しかし。
今回のテーマは「テルミン&マトリョミン」。
かつて「大人の科学」の付録のミニテルミンが欲しくて、何件も書店を回った経験者としては見逃せない。特にマトリョミン! 要は、テルミンの仕掛けをあのロシア名物の人形の中に入れてしまいました〜(^^)という、半分ウケ狙いの(?)オモチャのような楽器なのだが、それを真面目に使って演奏するというのだから、いったい何が出るのやら。

乱痴気騒ぎとはこのことで

瀬戸オケの定期演奏会におじゃましてきた。
(団員さんからチケットを頂いたし、指揮者が以前お世話になったI先生!)

今回のプログラムはこちら。

ブラームス 悲劇的序曲
ハチャトゥリアン 組曲 仮面舞踏会
チャイコフスキー 交響曲第五番

チャイ5は若い頃(十○年)に弾いた懐かしい曲であり、仮面舞踏会はその中のワルツを先日弾いたばかり。I先生がどのように料理されるのか、それが一番の興味だった。


よき(音楽的)救世主たらんことを

のっけからアレだけど、プロコフィエフって、これ以上ないくらいに"noblesse oblige"を果たした人だと、思った。
一般的に「ノブレスオブリージュ」といえば、貴族には貴族の義務がある、つまりそれなりの地位と力を持つ人間は社会に貢献する義務があるという意味だけど、これは、ものすごい才能を持って生まれた、能力的に貴族な人にも当てはまるように思う。世の中には、時どき超人的な能力を持って生まれる人がいて、彼らがその能力を生かしきれないままいる、というのは金持ちが財産を金庫に入れたまま使わないでいるのと同じだと考えられないかな。

プロコフィエフも非常に恵まれた能力を持って生まれた一人で、もともと頭がいい上に音楽の才能にも秀でており、常にエネルギッシュな天才だった。彼に難点があるとすれば、天狗のように高くしかもちょっとやそっとでは折れない鼻柱と、音楽のこと以外はどうでもいいという視野の狭さだった。らしい。
出典は↓に。



最初の種は6年前に

先日、大人のためのピアノ発表会で「生まれ来る子供たちのために」を弾き語りしたわけだけども、その芽は6年前にすでに生えていたらしい。

というのが、昔の日記を見直していて発覚した。その内容は、当時某グループにカバーされた「生まれ来る~」を聞いたら耳から離れなくなって、とうとうギターで弾き語りをしてみた、という話だ。まさか6年後にまさかピアノで弾き語りするなんてね。露ほども予感しなかった。(あえて「まさか」を重ねてみました)

これはあくまでも前フリ。

おバカ成分が足りなかったのか

本日は、人生初の、当事者として参加するピアノ発表会の日。(付き添いの経験は山ほど/汗) 半年近くかけて練習してきた弾き語りを披露する日。

大人向けの発表会につき、結婚場の広間を借り、コース料理をいただきつつ、順番に演奏してゆく。
小さい頃からずっと趣味としてピアノを続けている人もあれば、文字通り「六十の手習い」で始めた人もいるので、レベルはさまざま。とにかく「参加することに意義がある」発表会なので、気楽な雰囲気なのだが、気楽なのはあくまでも聞く側の話であって、弾く方はほとんどみんなが冷や汗たらたら流していたはず。

オトナですから、社会人ですから、誰もが仕事や家族の世話など、諸々の事情で忙しいはずだし、ない時間をひねり出して練習しているわけで、「完璧に弾けるようになったので聞いてくださいw」という人は皆無に近いと思う。もちろんうまく弾ければそれに越したことはないのだけどね。

以上が言い訳。