今年もやってきました、トリエンナーレ。春先から楽しみにしていて早々にフリーパスを購入したというのに、なんと今回は開始早々に炎上して一部の企画展が中止に追い込まれ、さらに中止に抗議して一部の作家が展示をやめたり内容を変更したりと波乱の展開になってしまった。早く観に行かないと見られる作品がどんどん減ってゆくと焦りつつも8月中はなかなか動きがとれず、月が変わってようやく動き出せた。
トリエンナーレはインスタレーション作品が多く、どうしても1作品あたりの占有スペースが大きくなる。そのため展示作品数は決して多くなく、代わりにインパクトで勝負ということになる。これまでは毎回、それなりに新しい発見のある展示だったが、今回も世界が開かれてゆくような体験ができるだろうか。
まずは、名古屋市美術館から。
左下のゴミ箱も実はインスタレーション作品。
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