びおら弾きの微妙にズレた日々

単色なのになぜこんなにも饒舌?

豊田市美術館にて開催された、東山魁夷「唐招提寺御影堂障壁画」展の感想です。

ツイッターに流れてくる評判を聞くにつれ、これは5月中に行っておかねば、と焦っていた東山魁夷展。ところが、忙しくてなかなか思うように時間がとれなかった。
ちょうど、長久手フィルの定期演奏会が5月の最終日曜日に豊田のホールで開催されたので、なんとかハシゴできないかと考えたものの、友人といっしょに来ているし、ムリはできないなぁと諦めていたのだが……。
その友人も、実は東山魁夷展を見に行きたいと思っていた!(休憩中に発覚)
美術館までは歩いて10分強。閉館時間は17:30で、入館リミットが17時。演奏終了予定は16時半。そこでホールを出れば間に合うが、アンコールまで聞いていると、少なくとも10分は遅くなる。
というわけで、「亡き女王のためのパヴァーヌ」を後ろ髪引かれつつあきらめホールを出て、美術館までおよそ1キロの道のりを飛ぶように歩いた。入り口直前の200メートルは斜度12%のきっつい上り坂で、心臓がどうなるかと思ったが、なんとか無事にたどりついた。
ぜいはぁ言いながら展示室に入った私たちを迎えてくれたのは、緑青のモノトーン。静かに広がる日本海の荒波。静謐で豊穣な世界の入り口ですよ。



オルガンの響き

先日の日曜は、豊田まで、長久手フィルの定期演奏会を聞きに行ってきた。
いつもは長久手市文化の家で開催されるのだが、今期は、改装工事と重なってしまったため、市外遠征となった。
名古屋のホールへ打って出るかと思いきや、豊田! 渋い選択だと思う。
豊田のホールは小ぶりながらもパイプオルガンを備え、よく音が響くホールなのだ。
そして駅から近い。屋根付きの直通通路が通っていて、その道はいくつもの商業ビルともつながり、町の見晴らしを楽しんでいるうちに、ホールの建物に着いてしまう。
難を言えば、車で来たとき、駐車場探しが面倒なくらいか。





今回のプログラムは……
ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」
ドリーブ バレエ音楽「コッペリア」より抜粋
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」

派手なタイプの曲が得意な長久手フィル、今回はフランスもので攻めてきた。
(たぶん、7年前にベルリオーズ「幻想交響曲」をやった時以来)
もちろん、「オルガン付き」ありきの選曲だったと思うので、とても妥当なプログラムだと思う。
気になるのは、どうやって長久手フィルがこのプログラムを料理するか。
イケイケどんどんな派手な曲が得意で、ベートーベンやブラームスではどうしても苦戦してしまうこのオケが、今回はどんな音を聞かせてくれるのか、楽しみににして出かけた。



一大スペクタクルの片鱗が見えてきました

名古屋テアトロ管弦楽団練習記・GW編です。

昨日のテアトロ管は、半田の市民会館にて本番指揮者を迎えての練習。本来は小旅行で行きたい半田だけども、観光はちょっと我慢。自宅からは結構遠いので高速を使ったら、知多半島道路に乗り換えるジャンクションで大渋滞にはまり、こんなことなら下道を走ればよかったとGWを甘く見ていたことを後悔。



命の洗濯(堀文子 白寿記念展)

お出かけにはよい季節になった4月の後半、友人に誘われて名都美術館へ行ってきた。住宅街の中にひっそりと建つ日本家屋風の建物で、近現代の日本画がコレクションの中心になっている。身近にありながら、自分の関心が洋画に向いていたせいもあって、これまで一度も訪れたことがなかった。名都美術館の概要はこちら→

今年で30周年を迎えるというこの美術館では、特別展「白寿記念 堀文子 ~私流の生き方を求めて~」を開催中だった。



佐渡裕✕反田恭平+東京シティ・フィル

昨日は多治見のバロー文化ホールまで佐渡裕✕反田恭平+東京シティ・フィルのコンサートを聞きに行ってきた。なんとチケットは「完売御礼」。クラシックのコンサート、しかも地方のホールで「完売」とは!
多治見のホールは駐車場があまり広くないので、余裕のある開演2時間前に入ってから夕食をとることにした。お店のある駅前までは約一キロ。なかなか風情のある眺めが残っていて楽しい。
(あとでわかったけれど、駅北側の立駐に入れると二時間無料サービスをしてくれる。ホール周辺は混むので、駅北の駐車場でもよかったかもしれない)。
多治見駅は北側が再開発中で見た目は今風に整えられているが、南側に出ると昭和の香り漂う通りが残っていて味わい深い。飲み屋もたくさん。今度来るなら公共交通機関で。